使い始めて実感したTwitterの功罪 【個人の意見です】
2月9日。Twitterで知ったんだけど、今日は肉の日らしい。
……という具合に、最近はちょっとした情報に対してもTwitterへの傾斜が強く、我ながら酷い。最近は週に2回アニメ感想文を書くだけでこちらのブログがおろそかになって来ている。以前懸念したようにTwitterの方で発言することでブログに対するモチベーションが低下していることは否めない気がする。
【参照記事】
まぁそれで却って変な荒らしがこのブログにやって来ることは激減したんだけど(これも功罪の「功」と言えないことも無い)。
ただ拙ブログのこれまでの経緯から、アニメ感想だけでは観に来てくれない層の方もいらっしゃるので、この辺でTwitterを始めて思ったことを色々と書いていきたいと思う。こういう時はブログがあると便利だ。140文字刻みでは途中で嫌になりそうだから、広々としたブログの環境が好ましい。まぁ軽い感じで書くので、あまり大したことは書けそうにないけど、思いつくままに並べてみたい。始めて2か月ほどなので、振り返ってみるには良いタイミングだと思う。
Twitterの功の部分
- やって来る情報が早い
やはりこの利点がまず見逃せない。フォローしている人たちが語る情報、またはそれらの人たちがさらにフォローしている人が発する情報(リツイート)が自分のタイムライン(TL)に流れて来る。
ウェブで情報を集めようとしたら、検索エンジンで探して、その情報のページを開かないといけないが、Twitterの場合は放っておいても情報が流れて来る。しかも自分のフォローしている人は大体趣味や知りたいこと、発信したいことが共通している訳で、勢いその情報も自分にとって有用であることが多い。
また世界は広いと思わされることがTwitterを始めてから増えた。知識がある人がやたらと多いのだ。原発や医療などの専門分野から、アニメの裏事情に至るまで、そういう人たちから色々学ぶ機会があるのは実にありがたい。知的好奇心を満たせるのは単純に面白い。
- 自分の発した情報も広がるのも早い
上記と同じ理由で、私をフォローしてくれている人たちもこちらの発する情報を気に掛けてくれることがある。そういう場合はリツイートしてくれて、自分たちのフォロワーに私の発した情報を広めてくれるのだ。それを見て、さらに広める人がどんどん出て来ると、信じられない情報伝播力になる。
私の場合、当初はブログと連携してこちらの読者を増やすつもりもあったんだけど、それは今のところ成功していない。Twitterでブログ更新をアナウンスしても、あんまり来てくれなかったのだ。これは正直当てが外れた気持ちだけど、私のツイートから私自身に興味を持って、さらにはこのブログを訪れてくれる人が増えてくれれば良いなと思っている。
- 思いがけない人とお知り合いになれる
私が昔ハマっていたゲームのキャラを演じていた声優さんに、畏れ多くも話しかける機会があったのだけど、その甲斐あって相互フォローして頂ける展開になり感激したことがあった。別世界の人と思っていた人と会話する機会があるというのはやはりTwitterの大きな魅力だろう。多分見てくれてはいないだろうけど、オバマ大統領に話しかけることもTwitterなら可能だ(話しかけるだけなら)。また私の場合は本当に意外な人とも会話の多いお友達扱いされたことがあり、爆笑した経験がある。
私と仲良しの第10位に、何故か社民党党首の福島瑞穂先生が!
https://twitter.com/#!/amateur2010/status/163981670012293121/photo/1
上記のTwitterをしている人の「仲良し度」を測るツールは、ここ。
光あるところには必ず影があるという訳で、今度は始めてみて実感したTwitterの罪の部分。みずぽたんと仲良しになったのも、ひょっとしたら「功」ではなく「罪」かも分からんが。
Twitterの罪の部分
- 変なのに絡まれる可能性
これはこのブログでも何度もあったし、ネットに介在する限り必ず起こり得る事象なのだけど、Twitterではその確率も高そうに思う。しょっちゅう誰かが喧嘩していて結構殺伐とした荒んだ人が少なくない。相手を不快にさせたら勝ちの様な発言をする人も少なくない。意外とそういう人が多くのフォロワーを持っているのだから良く分からないのだけど。
私の場合、議論しまくる人と比較したら、そういう機会に巡り合った回数は少ない方だと思う。そういう人には自分から声を掛けることは無いからだ。だけどそれでも2度ほど絡まれたことがある。まぁどっちも大したことない輩だったので一蹴したけど、そういうのは相手するだけでエネルギーの消費になるので望ましいものではない。
ツイートはどこで誰が見ているか分からないので発言に注意しなければいけないというのは以前言った通り。だけど2度目に私に絡んで来たのは、どうしようもなかった。ある人物を私が批判したら、何故か当人でもないのに反論して来る人がいた。聞いてみるとその人の意見の信奉者で、その人を批判する私の発言が許せなかったらしい。ここまで来ると信者の域だ。ますますその人たちの言説に信を置けなくなったのは言うまでも無い。
ログを保存するのも馬鹿馬鹿しかったので残していない。ブログと違って、そういう輩の発言は流れの海に消えて行くのが残念ではある。
- しがらみが出来てしまう
これは意識してあまり気にしないようにしているつもり。「意識して」「気にしないように」という言い方が矛盾してるけど(笑)。
だけど私がフォローしている人たち同士で意見が真っ向喰い違う場合なんか、どうして良いやら分からなくなる場面が無い訳ではない。最終的に自分の信ずるところを貫いているつもりだし、それでどちらかの人からフォローを切られることも覚悟しているつもり。
だけどやはりあまり喧嘩しないで欲しいな、と思うのも事実あるんだよね。まぁその意思を強要する訳にも行かないし、仕方ないんだけどさ。Twitterでの人間関係は結構煩雑な気がする。顔が見えないネットの世界だけになおさら。
- ブログに対する意欲が減退する
Twitter一般の話では無く、極めてパーソナルな話題なのだけど、個人的にこれが一番やっかい。Twitterで発言することが一種の「ガス抜き」になってしまっていて、ブログでわざわざ取り上げるまでも無いな、と思ってしまうのだ。
例えば、最近の民主党政権の体たらく、特に防衛大臣という要職にある田中直紀防衛相に関しては、以前だったら2〜3回はキャンペーンしてブログで書いていたと思うのだが、Twitterで毒を吐いてしまうと、ブログにまで書こうと思わなくなってしまうのだ。これは由々しき問題だという気がしている。と同時に、Twitterをしながら詳細なブログ記事を書く人を、本当に尊敬してしまう。私にはなかなか真似が出来そうにない技量なので。
簡単に振り返ってみるとこれが、始めて2か月のTwitterの印象だ。まだ忘れてることもあると思うけど、軽く書くつもりだったので今回はこれで良しとしたい。Twitterに関してはまだまだ書きたいことがあるので、いずれまた。
今回は1時間足らずで書けた。こういうのは楽で、いつものブログのアクセントとしては良いのかもしれない。面白いかどうかはさておき。
↑ 今回の記事はいかがだったでしょうか。この記事が良かったと思われましたら、クリックして下さるとありがたいです。