夏の北海道旅行記1日目 【サッポロビール園編】

 ブログの更新が長らく滞っていて、お待ち頂いている方々には大変申し訳ない。そんな中、久しぶりの更新が旅行の記事という当ブログ本来の傾向とは違うイレギュラーな更新になってしまったことも申し訳ない。

 そもそも旅行になど行ってるからブログ更新が遅れるというお怒りの言葉もありそうな気がしつつ、旅行からもすでに1ヶ月以上経過しており、記憶が曖昧になる前に一気に書いてしまおうと思う。お許しいただきたい。



(以下敬体文)

 実はもうすでに曖昧になりかかっているのですけど……撮り溜めた写真から記憶を振り絞り、それでも分からない点は同行者に聞くという手法で頑張ります。

 6月21日〜23日にかけて、2泊3日で北海道旅行に行きました(貴重な有給をつぎ込んで)。北海道はこれで3回目ですが、今回は札幌と富良野を中心にその周辺で行けそうなところに行ってみようという割とアバウトな企画旅行です。ちなみに2回目の際の小樽・登別・函館編は以前ここで記事にしていますので興味がおありでしたらご覧下さい。


 前回と同じメンバーでおなじみの関西国際空港から出発。関空国内便のスペースではポケモン関空店がオープンする予定でした。残念ながら我々の出発時点でまだ開店していませんでしたが。



 2014年6月26日オープンとあるので今は開店していることでしょう。相変わらず限定版に弱い私は関空限定ピカチュウが欲しかった……。


 
 で、北海道に行くというのに関空内の回転すし店で昼食を取りました。向こうで美味しい本場の寿司をたらふく食べれば良いというのに……。今回の旅行を企画した敏腕コーディネーターの言うことには今夜はジンギスカンを食べるので、これで良いのだとのこと。




 飛行機内での過程は省いて日が西に傾きかけた時刻に新千歳空港に無事到着。夏の時期の北海道は私は初めての経験です。梅雨のない北海道はとても快適でしたが、むしろ涼しすぎるというのが印象でした。


 基本、旅行時はドライバーの私の運転でレンタカーを走らせ、本日の目的地、サッポロビール園に向かいます。近年ではキリンビールアサヒビールも札幌でビール園をやっているという、ジンギスカンだけに仁義なき戦いが行われている状況なのですが、やはり札幌と言えばこの地で生まれたサッポロビール園に行くべきだと思うのです。



 この赤レンガがビール園のシンボルですね。後ろには同じくシンボルであるサッポロビール工場の煙突が見えます。



 ちなみに手前はサッポロビール博物館。我々の現地到着時刻が遅く、残念ながら見学は出来ませんでした。


 ここ、サッポロビール園なのですが、観光客の多さを考慮してなのでしょう、3つの食事施設が用意されていました(ジンギスカンホール、ライラック、ガーデングリルの3つ。ジンギスカンホールはさらに3つのゾーンに分かれています)。ただ時刻は7時頃にさしかかり、ちょうど混み合う夕食時。施設3つでも捌ききれないほどの満員状態でした。とりあえずどの施設で食事するのかを待合所で決め、予約を入れ順番が来るまでしばらく外で待つことになりました。






 夕暮れが迫って実に良い雰囲気なのですが、6月下旬とは思えない涼しさが夏真っ盛りの服装の私を苛みます。この時期の札幌の夕暮れは涼しいなんてもんじゃない、震えがくるほど寒いのです。



 ふと見るとビール園の隣にアリオ札幌がありました。ちょうど待たされていることもあるし、軽く上に羽織るものをここで購入しました。



 寒さはこれでしのげましたが、ひもじさは未だ満たされません。あとたらふくビールを飲みたいというお酒飲みの喉の渇きの欲求も。


 で、待たされること90分あまり。かなり待たされてようやく我々一行の名が呼ばれ、席が空いたという放送が流れました。ビール園を観光地の一つにしようと計画されている方は事前予約は必須だと思われます。



 どこの施設予約だったのかという記憶が、この時点で食べることしか考えられなかった私にはすっぽりと抜け落ちているのですが(有能コーディネーターに雑事を全振りしていたためでもある)、この画像でどこなのか分かる方もおられると思います。かなり広大な空間で、これが幾つもあるのに90分待たされるとか、いかに観光客が訪れているかの証左となると思います。


 事前予約もしていなかったくせに有能もないものですが、コーディネーターがここからのドライバー役を引き受けてくれるので(この辺が有能)、気兼ねなく本場のビールを味わうことが出来ました。ジンギスカンも注意して焼かないと焦げてしまうという難しさはあるものの、非常に美味しかったです。肉だけおかわりしたぐらいです。



 美味しい食事を堪能した我々は、本日の宿へと向かいます。予定よりかなり遅くなってしまいました。札幌から逆方面の新千歳空港の方向に戻った北広島市にあるホテル「札幌北広島クラッセホテル」が本日の宿です。

 緑の中にぽつんと建てられた贅沢な造りのホテルなのですが、その分夜道だと全くといって良いほど目印がなくやや不安になってしまいます。サザエさん、あるいは劇的ビフォーアフターのナレーションみたいな声のカーナビ(旅行中「みどりさん」と命名)に頼るしかありません。


 みどりさんのおかげでなんとかホテルに到着し、早速チェックインしました。夕食は済ませてあるので、本日最後の欲望に伴うお目当ては温泉です。ここの温泉はお湯の質がすごく良く感じられました。その露天風呂の真髄は翌日の朝、改めて気づくのですけどね。



 慌ただしい北海道での初日が終わります。明日は大雪山方面に足を伸ばし、いろいろ見て回る予定です。目で見る観光という点では、明日からが本番でしょうか。今日は「舌で感じる北海道」でしたし。


 ……その割に今回の旅行でも食べ物の画像を撮影できていないのが残念です。



 次回、【青い池の神秘と大雪山の無常、北海道の雄壮な大自然・前編】に続く。



人気ブログランキングへ
 ↑ 最後まで読んで下さってありがとうございます。北海道の旅行記として参考になりましたでしょうか? 宜しければ、クリックをお願い致します。



北海道民のオキテ
北海道民のオキテ
posted with amazlet at 14.08.02

KADOKAWA/中経出版
売り上げランキング: 36,892