【中国女児ひき逃げ事件の続報】 やはり中国人の考えは相容れないと確信する

 毎週の恒例の記事を挙げるタイミングと重なってしまい触れることが出来なかったが、先週から昨日にかけて世界では様々なことが起こった。タイで起こった大洪水、野田佳彦首相の韓国に対するスワップの拡大問題、リビアカダフィ大佐が殺害された事件、そして昨日起きた親日国トルコでの大地震など。


 どれもエントリー一つ使って触れたい話題だが、今回は中国でひき逃げされた少女の件の続報を報告したい。一つの解決を見た事件だが、そこから窺い知れる中国というものは、やはり我々とは相容れないものであるという確信を強めるものでしか無かった。


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 最初に残念な結末を報告しておく。無残に車に轢かれた2歳のこの女児は、治療の甲斐無く死亡したという。事件動画を目の当たりにした立場としては、せめて命だけは助かって欲しかったのだが、その望みは叶わなかった。


 続報として、最初に女児を轢いた車の運転手が逮捕された。これは今回の悲劇の中の数少ない朗報だったのだが、その逮捕された運転手の証言を聞くと、またも中国という国、中国人という人種に暗澹たる気分にさせられてしまう。

  • ガジェット通信より引用

中国の幼児ひき逃げ事件 何故2回もひいたのか? その理由が酷すぎる
2011.10.22 04:34:00

中国で起きた2歳の幼児ひき逃げ事件はご存じだろうか。バンが2歳の幼児をひいて更に後輪でも2度ひくという酷すぎる事件。このひかれた幼児は助かるまでに18人以上もの人に無視され続け、ようやく発見されたおばさんが路肩に移動させるというもの。女児が体から大量の血を流しているのに通行人は無視をし続けるというこの事件は一部始終が監視カメラに撮影されており映像が『YouTube』でも公開されている。その同映像はニュース番組でも放送され中国内で大きな波紋を呼んでいる。

この事件の犯人はひき逃げ犯として捕らえられたが、何故2回もひいたのだろうか? その真相をロイターが突き止めたところ驚くべき回答が帰ってきた。「ひき殺した場合は1500ドル払えば済む話だが、生きていたら最低でもその10倍の金額を支払わなければいけない(一部要約)」と答えている。つまり払う罰金が勿体なくて2回ひいたとしている。

この女児は瀕死の状態で病院に運び込まれたが、死亡してしまった。中国では両親が泣く場面も放送され多くの人が同情している。この車だけでなく後続からきたトラックも同様にひいていることも驚きだ。

この19人目に目撃し女児を助けたおばさんは企業から120万円の報酬金が送られたという。国も報酬金を出したがそちらは断ったという。
しかし、この報酬金目当てで自作自演が横行するのではというネットユーザーの意見も飛び交っている。

http://getnews.jp/archives/147375

(赤字は引用者)


 轢き逃げ犯人は、まだ2歳の被害者が生きているよりも死んでしまった方が賠償金が安くなるからと、2度轢きしたそうだ。この発言から事故後、殺意を持って再度アクセルを踏んだことは明らかで、この件は殺人事件として裁かれるべきであろう。

 それにしてもこの思考回路には驚かされるしかないのだが、その後に通りがかった通行人が18人連続で無視を決め込むような国民性だ。この運転手だけが、その国民性からかけ離れているとは言えないだろう。

  • 「殺してしまった方が損しない→じゃあ殺そう」
  • 「助けてもメリット無さそうだし、病院に搬送したり巻き込まれるのは面倒くさい→じゃあ見て見ぬフリしよう」


 ……と、これが合理的な中国人の思考回路だという訳だ。倫理観や道徳心といった観念から、中国人は完全フリーだ。その自由さには、まっとうな日本人的感覚を持つと自負する当方はただただ驚かされ、語る言葉を失う。


 この世に生を受け、わずか2年で理不尽な理由でその生涯を強制終了させられた被害者の女の子は産まれて来る国が不運だったとしか言いようがない。殺す気で2度轢きされなければ、その後最初の通行人が病院に通報するなど行動を起こしていれば、助かったかもしれない命だったというのに……。


 さらに病理は深いと思わせる話題がある。19人目に女児を道路脇にどけたゴミ回収業者の女性(前回記事で店舗関係者と見たのは当方の誤謬でした。訂正してお詫びします)が国からの報奨金を断ったというのは、なかなか素晴らしい気骨の持ち主だと思うが、それを売名行為だと批判されたりしているらしい。上記引用記事中の「報奨金目当てで自作自演が増えるかも」という意見と合わせ、こういうところにも中国人たちの病理が垣間見える。善意の人物を嫉妬して非難する行為や、報奨金をせしめるために事故を偽装しかねないという言説が出回るという光景も、世界広しと言えども中国だけに見られるものだろう。

  • 「これからは助けたら報奨金がもらえるらしい→じゃあ、自作自演してお金貰おうぜ」


 ……こうなるのが中国人だと、他ならぬ中国人自身が言っている。断言するが中国人に倫理観や道徳心は無い。同情心すら、薬にしたくともないのが実情だろう。歴史からも共同体からも切り離された砂粒の個人たちが自己の利害だけを考えて行動し続ける、ある意味、超個人主義の人間の集合体、それが中国なのだ。

 今回の事件、見せしめのためにも轢き逃げ犯の運転手には厳罰を望むが、犯罪者の人権も軽い中国のことだから、この期待にだけは応えてくれるだろうと思う。



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