ウイグル人の子供を暴行する中国人(漢人)の動画を観て許せないと思う当然の気持ち
今日は当初の予定を変更して、今ここで周知しないといけないと思える動画情報をお伝えします。今朝未明にネットで懇意にして頂いている方から寄せられた情報なのですが、ここで紹介して良いかと尋ねましたら、快く了承頂けました。急ぎで差し替えたので、出来は良くないですが、とにかく一刻も早く紹介したいものなのです。
この問題をまとめられたブログさんから情報を得た上、引用させて頂きながら紹介します。
「東トルキスタンに平和と自由を・・・」
2011-07-19 ウイグルから誘拐されスリをさせられる子供達より
ここ数日、中国でスリをして捕まり、周囲の大人たちから暴力を振るわれるウイグル人の子供の映像について話題になっています。
子供が大勢の大人から暴力を振るわれるという姿はショックが大きいですね。
まずはその問題提起となる動画を紹介します。大変ショッキングな内容で、直視に堪えない内容なのですが、頑張ってしっかりと見て下さい。涙が止まらなくなるかも知れませんが、これが実際に中国で行われている蛮行なのです。
漢人たちから暴行、リンチされているのはウイグル人の少年です。私は観ていて胸が張り裂けそうになりました。元記事によりますと、この少年はスリ行為が見つかりリンチされているそうですが、それにも実は背景があります。
いまウイグルでは児童が誘拐され、中国の都市部に売られ、そこで盗みを行う組織に入れられ、スリをさせられています。
新疆自治区救助所の公表する数字で、4千人のウイグル人児童が中国都市部でスリなどをさせられているとのことですが、実際にはもっと多くの人がいると見られています。
自宅がどこにあったか分からないくらい幼い時に誘拐された児童も多く、そのような子を警察が保護しても自宅に帰すことが出来ないそうです。
またウイグル人スリを捕まえると「民族問題」となり易く、そのため及び腰ということもあるそうです。
それで、捕まった児童を、スリ団の頭が保護者であるとして迎えに来ると、引き渡さざるを得ないということになります。
との事です。
スリは確かに犯罪でしょう。ですが幼い少年に対してこのような私刑が許されるはずがありません。私がこの動画を観てあまりにショックと憤りを隠せないのは、取り囲む漢人のうち誰もこの少年を助けようとせず、笑って見ているという事です。無抵抗の少年に対して顔を蹴り飛ばし、指を踏みつけにしている人間に対してやり過ぎを指摘する人物がだれ一人いないという事です。
1分23秒辺りを観て下さい。おばさんとおぼしき漢人が、少年が暴行されるのを笑って見ています。隣の男と、いかにも面白いものを見れたとばかりに何か楽しげに会話しています。少年に対しても何か笑いながら声を掛けています。嘲っているのでしょうか?
周囲を見渡し泣き叫ぶ少年に対して、誰も救いの手を差し伸べないまま、この動画は唐突に終わります。少年の無事を祈りたいのですが、元記事にはこう書かれています。
警察が対処仕切れない、ということで民間人が反スリ団体を結成するなどして、民間人によってスリをした児童を捕まえ制裁を加えるとのことです。容赦なく暴力をふるい、殺される子供も多いようです。
この少年がこのまま死ぬまで暴行されている可能性もあります。ご覧の通り、この場にいる漢人は(撮影者を除いて)全員が鬼畜ですからその可能性も少なくありません。
この画像がどういった過程で流出したのかは分かっていません。撮影者もおそらく漢人だと思います(外国人だったら、漢人どもは撮影を止めさせていたでしょう)。心ある漢人が、同胞のあまりにも酷い所業を見過ごせずにネットに流したと思われます。ごく一部ではあれど、良心のある漢人もいるのでしょう。
ウイグルはチベットなどと同じく、第2次大戦後の1949年、中国共産党の侵略によって、無理矢理中国に編入されました。以後は漢族の大量移民政策などにより、新疆ウイグル自治区の最大構成民族は漢族となりました。土地を奪い、その地で核実験を繰り返し、ウイグル人に対しては上記動画の様な民族差別、時には弾圧行為を行い、現在進行形で民族浄化が進行中です。チベットと同様、やがてウイグル人という民族はこの地球上から姿を消すでしょう。
東トルキスタン共和国の国旗。名称は「キョック・バイラック(青い旗)」というそうです。新疆ウイグル自治区でこの「キョック・バイラック」を掲揚した場合は、禁固刑などの実刑に処されるそうです。自分たちの民族の旗を掲げる自由が無いのです。上記した通り、東トルキスタン共和国は中共の侵略で1949年に滅亡しています。
日の丸を嫌う日本人がいますが、ウイグル人と比べてどちらが恵まれているのかよく考えて下さい。もっともそういう人たちの多くの心根には、五星紅旗が翻っているのでしょうけど。
事情を知らずに「日の丸は侵略の旗」と学校などで教わっている人は、ちょっと考えて下さい。この国旗の元、日本は66年間戦争をしていません。一方、五星紅旗の国はどうでしょうか? チベット、ウイグルを侵略し、次は台湾を狙っています。どちらが侵略の旗でしょうか?
このウイグル人の姿は、未来の日本人の姿なのかも知れません。中国は尖閣諸島を狙い、その次の狙いは沖縄でしょう。やがては日本全部を狙っている事も、中国軍事高官の「太平洋をアメリカと中国で二分しよう」という提案を観れば、あながち間違いでも無いでしょう。少なくとも「そうなるかも知れない」という警戒心は持っておかないといけません。ホリエモンの馬鹿が、中国がそんな事する訳ないと言っていましたが、そんな事をする連中だという危機感を持っておくべきでしょう。常識が通用する相手では無いのです。
この動画、アメリカなどの人権に敏感な国にも周知すべきかも知れません。親中派でありながら、こういう問題に敏感なヒラリー・クリントン国務長官に見てもらいたい。あと、ウイグル人はほとんどが回教徒、つまりイスラム教徒です。アルカイダなど、アメリカに対してテロ行為を行う組織はあるのに、ウイグル人の為に中国と闘うイスラム武装組織というのはあまり聞きません。何故でしょうか? ムスリム同胞のために、中国相手に闘ってもらいたいと思います(運動自体はあります)。
この状態を何とかするのに、日本国内の勢力に一切期待が持てないというのは、本当に残念な気持ちです。民主党政府は尖閣漁船衝突事件の時に、中国を利するかのように事実を隠蔽し情報を隠したように、この問題で何の役にも立たない事は明白です。むしろ中国側の釈明を代弁するのではないかとすら思っています(「中国の国内問題だ」とかね。ウイグルは侵略されたんだっての)。戦後民主主義で築かれた私たちの倫理観を根底から覆す事態が、今もすぐ隣の国で行われているというのに、親中政権なのが歯がゆい。
日本のマスコミは中国べったりなので、この動画はおそらく徹底無視でしょう。特に朝日新聞や毎日新聞は絶望的でしょう。彼らは人権を重視した様な事を言いますが、彼らの唱える「人権」とは中国の意向よりも下位にあるという、似非の人権なのです。中国様が困る人権問題は黙殺してきましたし、これからもそうするでしょう。
今回の動画は中国政府の意向なのでしょう、最初のものは削除されています。今回引用の動画を上げた方は、拡散を希望しています。私もその行為に同意します。この画像を保存し、どんどん広めていきましょう。そして中国に好意的な人、そうでない人を問わず、身近な人にどんどん見せて感想を求めましょう。これを観て黙っていられないと思う人を増やすのが、今回の記事の狙いです。
↑ 今回は書いていても辛い記事でした。それなのに最後まで読んで下さってありがとうございます。この記事がお役に立ったと思われましたら、クリックをお願いします。
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