【暴言】 松本龍という人物から見てとれる現代日本の様々な末期症状 【辞任】

 もうとっくに終わっていなければならない民主党菅政権にまたもニューヒーローが誕生した。松本龍という震災復興担当大臣が、就任後、その尊大で下劣な品性を全開にして、わずか9日で辞任するという大醜態を晒した。


 もうすでに多数のブログなどで批判され、日頃は政権のマイナス面をあまり取り上げないマスコミも大々的に取り上げたので皆さんご存じであろうが、今回の経緯が詰まった動画を観てもらいたい。



 この態度はすごい。テレビカメラがある中でこんな事ができるのは本当に呆れてしまう。あまりに外道すぎて逆に憧れてしまうぐらいだ。一部では、これは菅政権に反対の立場の松本大臣が自爆的にやらかした事だという説もあるけど、この品性は演技ではできない。仮に本当に自爆だったとしても、普段からこの様な言動をしている人間でないとできない行為なのである。

 これは日頃から他者を見下し、恫喝する事でコミュニケーションを取って来た人間の所業だ。松本氏は現在60歳という事だが、こんな態度は、この世に産まれ落ちて60年間、1秒も休まず他人を思いやらずに自己中心的に尊大に生き続けた人間でなければ絶対に不可能な態度だ。


 松本氏は1分2秒辺りで、さらに驚くべき事を言っている。

松本「今の最後の言葉はオフレコです。いいですかみなさん、いいですか、はい。(周りを見回しながら)書いたらもう、その社は終わりだから」


 オフレコそのものは自民党議員を始め、政治家はよくやっていることなので構わないが、宮城県知事という公人を相手にしての極めて公的な震災復興のための会話をオフレコにするなど理が通らない。これだけでも十分、聞く権利を持った被災者の方々をバカにしている。



 さらに「報道したらその会社は潰してやる」と受け取れる恫喝は、言論統制をやろうとしているとしか思えない。これはある意味、極左政権に相応しい大臣だったのかも知れない。この人のおかげで極左に権力を与える恐ろしさを国民は自覚したと思う。



 実は関西の住人である当方は、この松本氏の恫喝の態度は、公務員関係の知人からよく聞かされていたある特定団体の特徴と同じだとピンと来た。で、確認したところ、案の定この松本氏は部落解放同盟解同)の関係者だった。

  • Wikipedeiaより引用

生い立ち

福岡県福岡市出身。部落解放の父と呼ばれた松本治一郎の養孫(血筋の上からは治一郎の大甥にあたる)であり、自身も部落解放同盟副委員長を務めた。実家は養祖父の代からの福岡の中堅ゼネコンの松本組で、弟が社長である。自身も顧問を務める。

福岡市立馬出小学校から福岡市立福岡中学校、福岡県立福岡高等学校を経て中央大学法学部政治学科卒業。1980年、父松本英一参議院議員)の秘書となる。


政界にて

1990年の第39回衆議院議員総選挙日本社会党から出馬して初当選し、以後7回連続当選(現在は福岡県第1区)。1996年、社民党を離党して旧民主党結党に参加。部落解放同盟副委員長であり、人権擁護法案の推進派である。日韓議員連盟常任幹事国鉄労働組合のJR採用差別闘争に連帯している。

2000年10月17日、実家の松本組を継いだ実弟松本優三の自宅玄関ドアに約5発の銃弾を撃ち込まれる事件が発生した。

2008年度の国会議員の所得公開で国会議員でトップの8億4366万円の所得を得ていたことが伝えられている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%BE%8D_%28%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%29

(赤字は引用者)


BLOGOSより引用

「暴言」連発の松本復興対策担当相。 ――経歴見ると、普通に怖いんだけど。

被災地に対する松本龍復興対策担当相の暴言連発が問題になっている。例によって一部発言で「言った言わない」釈明してるのは鳩山さんや菅さんと同じで、民主党のもはや「お家芸」かもね。
松本先生は、経歴を読むと凄いなあと感じざるを得ない。民主党や本人の事務所のWebの経歴には漂白された略歴しかないんだけど(はっきり書けない理由は不明)、wikipediaとかでは次のような感じだ。

まず、部落解放同盟副委員長。それで生家はゼネコン経営。さらに日韓議員連盟常任理事。国鉄労働組合のJR採用差別闘争に連帯と。――もちろん旧社会党の議員から民主党に移った口だ。

この経歴をどう判断するかは人によると思う。しかしまあ私は素朴な感想として、正直あんまり近寄りたくはない気がする。松本先生の所得は、2008年で8億4000万円ほど。国会議員でトップだ。

鳩山元総理は、政治家としてはだが、ご存じの通り無能な(だけでなく有害な)人物だった。なぜ彼が総理まで上り詰めたかと言えば、要はお金を持っていたから政治力があったのだろう。

閣僚までになった松本先生も、もしかしたら同じでは。加えて経歴を見ればわかるように、なかなかコワモテで逆らえない雰囲気がぷんぷんしてるし。

(後略)

http://news.livedoor.com/article/detail/5684767/

 サングラス掛けて世間を舐めきった会見をやった段階で、おそらくこういう輩だろうな、と思っていた当方の予測よりも一層斜め上の経歴だった。選挙区は福岡1区だそうで、こんな人がよくも7回も当選しているものだと呆れる気持ちを持たれる方も多いと思う。

 だけど、こういう人は実は選挙が圧倒的に強い。祖父の代から地元でゼネコン(松本組)をやっているという事で土建業票を持っている。同じく祖父の代からの同和の票も当然確保しているし、労働組合票もある。つまり左派利権でガチガチの議員という訳だ。

 表向き人権をちらつかせた暴力と利権の支配に、地元では県会議員も福岡県知事も逆らえず、選挙では一斉に松本氏を応援するらしい。だから宮城県知事や岩手県知事に対してあんなに尊大で無礼にふるまえたのだろう。知事なんて、自分に従って当然だと思っているのだ。

 でももうこんな人は御免だと思う福岡1区の人も多数いるはずだと思う。直近の選挙で民主党の応援をした人で、よく考えずにこの人に投票した人は恥じて欲しいと思う。そして二度とこんな人を当選させないで欲しい。浮動票さえ与えなければ、対立候補が勝てる余地は大いにあるはずだ。

 あとそれとは別に今回の件、九州のB型の人は怒っていいよ。


 テレビや新聞は今回松本氏の発言の余りの酷さに報道したが(それでも東北放送が報道するまでは「書いたらその社は終わりだから」という恫喝におびえ、報道しなかったのだが)、松本氏が解同の元副委員長である事を報道していないのはどういう事だろう? ニュースや新聞では、当方が確認した範囲ではこの事実は一切表出していなかった。やはり既存メディアにはまだタブーがあるという事なのだろうか?


 こういう人間が推進しようとしている人権擁護法案も、胡散臭いものであると疑ってかかるべきなのは言うまでもない。他者を見下す高圧的な人間が「差別」「差別」と弱者のフリをして押し通す噴飯ものの法案がまともなものであるはずが無い。むしろこの法案が通れば、松本氏の様な怖いオッサンがやって来て、「あなた、差別してるね?」と恫喝される法案だという事が明らかになったと言える。自称「虐げられている」連中の本性なんてこんなものである。




 人権擁護法案成立後に起こり得る事態。なんせ「書いたらもう、その社は終わりだから」と言い放つ国会議員が血道を上げて可決させようとしている法案だから。



 辞任会見まで、松本氏は「粗にして野で卑な」ところを見せ続けた。当然ながらこういうヤクザ然とした人物を復興大臣という大事な役どころに任命した菅首相任命責任は大いに問われなくてはならない。松本氏一人が辞めて終わりにはならない。いい機会だから、首相を始め、全員辞職するのが良いと思われる。



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