サッカーアジアカップ 4度目の優勝を素直に祝おう

 サッカーアジアカップ日本がアジア史上最多、4回目の優勝を果たして終了した。ザッケローニ監督が指揮してからこっち、日本代表は負け知らずという素晴らしさ。日本代表はアジアの盟主、アジアの王者として優勝するに相応しいチームだった。当方が選ぶMVPは、ゴールキーパー川島永嗣選手(リールセSK)で決まり。決勝戦では、都合3点ぐらい防いでいた。

 オーストラリアの監督は日本で浦和レッズを指揮した事もある名将ホルガー・オジェック監督。日本チームや日本人選手の事を熟知している彼だけあって、日本の選手が一番嫌がる攻撃をして来た。高さと体格を生かしてのベタなパワープレー。観ている客には最もつまらない戦術であるが、国代表の試合はリーグ戦とは違い、クラブチームのサポーターを素晴らしいプレーで惹きつける必要性など無いのだから、勝利至上としてこれが当然なのだ。結果は日本が辛勝したが、あの戦術に対しては、日本代表は今後本格的に対策を練る必要があるだろう。岩政大樹選手(鹿島アントラーズ)の様な長身の選手をサブに増やし、先発させるとか。


 準決勝の韓国戦でキ・ソンヨンという差別主義者が日本人を侮辱するという愚行が無ければ、最高の大会であったと思う。唯一のジェントルマンで好選手だったパク・チソンが今大会を持って代表引退を決めたとの事で、今後は韓国代表に見るべきところはもはや無い。


 あと、オーストラリア戦で決勝ゴールを挙げた李忠成選手(サンフレッチェ広島)が元在日韓国人だという事で、日本に敗れてシュンとなっていた韓国人が、またぞろ喜び騒いでいるらしい。しかし李がU-19韓国代表候補になった時、彼を「パンチョッパリ(半分日本人。チョッパリは豚の蹄の意味で、足袋を履く日本人を侮蔑して使う。キ・ソンヨンのサル真似と同じで、朝鮮人の日本人差別の表れの言葉)」として差別した当人たちが掌を返して喜ぶ様は、本当に異常で醜い。



 > 李「まさかパンチョッパリと呼ばれるとは思わなかった」
 > 「韓国の人の方が、自分の味方をしてくれると思ってた。・・・でも真逆だった」
 > 「代表に落ちたことよりもショックだった」

【追記】
 日本語訳版が消されていたので、韓国在住の方に教えて頂いた韓国語版に差し替えました。李選手の発言部は日本語で話しているので意味は通じるでしょう。日本語訳版が何故消されたかも気になるところです。



 今回のアジアカップ北朝鮮代表に参加した鄭大世選手(川崎フロンターレ)、安英学選手(大宮アルディージャ)、梁勇基選手(ベガルタ仙台)の3人の在日朝鮮人選手の境遇はあまり知られていないが、以前テレビで放映された時の情報の限りに於いては、この様な差別や迫害はされていないようだ。何と言っても、「パンチョッパリ」という理由で代表を外されてはいない。

 拉致犯罪をする「ならずもの国家」の北朝鮮よりも差別的な国家、それが韓国である。



 韓国人たちの異常さを嘲笑う中国人たち。

 <丶`∀´> 「ウリナラ同胞の李忠成のゴールで優勝は『実質』韓国ニダ」
                ↓
 ( `ハ´ ) 「在日韓国人1人の力で優勝できるなら、韓国人11人のチームがなぜ優勝できないアルか?」
                ↓
 ( `ハ´ ) 「お前ら韓国の先祖の中国が優勝アル」

 素晴らしい。ちょっと中国人が好きになった(笑)。これらを韓国人に言った奴らがガンダムのパクリをして、いろいろパクリパーツを付けて別物だと未だ開き直るアホと同じ国の民とは思えない。


 2ちゃんねらーの反応を読んで欲しい。

198 : 和歌ちゃん(広島県):2011/01/30(日) 02:28:52.37
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
あれは神ボレーだったな

438 : ごめん えきお君(福井県):2011/01/30(日) 02:29:23.27
川島と李と長友がすばらしかったな

550 : はのちゃん(不明なsoftbank):2011/01/30(日) 02:29:41.64
李さんよくやった!!!!

690 : ゆうさく(静岡県):2011/01/30(日) 02:30:06.58
李のボレーはアレだけでMVPの価値がある

738 : ドンペンくん(神奈川県):2011/01/30(日) 02:30:16.61
やぁー個人技はオーストラリアが上手かったけど、
李のゴールはきれいだった

(抜粋)


 日頃在日を含む韓国人に厳しい彼らが素直に李のゴールを喜んで、心から称えている。当方は、李の言動や態度、日本に帰化した理由など複数の面で日本代表に相応しくない部分が多々あると思う。だが当方は、あのゴールには素直に喜んだ日本人の一人でもある。

 今回の優勝は全員で勝ち取った優勝である。殆どの試合で先発出場して活躍した本田圭佑選手(CSKAモスクワ)がMVPだし、決勝も川島がファインセーブを連発したからこそ李のゴールが決勝ゴールになったのだ。その決勝のゴールのシーンも長友佑都選手(ACチェゼーナインテル・ミラノ期限付き移籍)のセンタリングが優れていた。それまで散々長友に振り回されていたオーストラリアのDF陣が疲れ果てて戻り切れず、結果マークが外れた李がフリーになれたのだし、仮にあの時フリーの選手が李でなくてもゴールしていただろう(完全フリーだったもんね)。

 見事なボレーシュートでゴールを挙げた李は褒められて当然ではあるが、李だけを殊更にクローズアップする見方はおかしい。帰化した元在日の選手を持ちあげる韓国のマスコミもおかしいが、日本のマスコミも異常である。両者とも、あたかもキ・ソンヨンの愚行で世界的に地に堕ちた朝鮮民族のイメージ回復に躍起になっている様に思える。指示の出所は、案外同じところなのかもしれない。行き過ぎた評価は、きっと李にとっても望ましいものとはならないだろう。


 繰り返すが、今回の優勝は全員で勝ち取った優勝である。決勝を前にして怪我で舞台を去った松井大輔選手(グルノーブル・フット38トム・トムスク期限付き移籍)や香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)を含めて、全員がヒーローなのである。



 さて、アジアカップでブログのネタができて普段なら喜ぶべきところなのだが、この間にゲーム感想ブログとしては触れておきたかったニュースとして、ニンテンドー3DSのライバル機と目される次世代PSP発売決定のニュースがあったし、私的な面では読んだ本や『バイオハザード・ディレクターズカット』のプレイ状況など、書くべき事や書きたい事はたくさんあった。これらは時期がずれると書けないネタが多く、結構残念な気がする。次世代PSPの「NGP」は、また発売直前にでも触れよう。


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