劇場版『イナダン総選挙』途中経過 【今年も人気投票がキテるぜ!】

 今年もこの季節がやってきた。


 12月1日から全国の劇場で『イナズマイレブンGO』の映画が公開されている。それに合わせ、年末の恒例行事となりつつある人気投票。今年はレベルファイブの姉妹作品『ダンボール戦機W』のキャラも混じえての投票制度「激突! イナダン総選挙」が敢行されている。


 で、それが普通の成り行きで粛々と行われているのならわざわざブログ記事として取り上げる面白さはない。これまでも取り上げてきた通り、イナズマの人気投票は必ずブサイクキャラが上位を独占するという、理不尽なまでに爆笑してしまう現象が起こってしまうのだ。

 昨年の映画『劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン』の公開に合わせて実施された人気投票もそうだった。


【昨年の経緯を追った記事】

 ……そして今年。これまで最強すぎた五条さんを卒業という形で投票対象から外した運営であったが、それなら投票できる中で最も主人公っぽくないキャラである壁山塀吾郎さんに投票しようという2ちゃんねるの有志たち(VIPPER)と、それは許さじとする腐女子の泥沼の戦いが再燃した。




 今年は特に上位5人のキャラでCDを出すという、これまでよりもAKB総選挙に近いシステムで行われている(五条さんは「卒業」だし)。キャラへの愛情もある上、好きな声優さんが歌ってくれるという夢のようなステキ形式。投票する側の意識もアップせざるを得ない。



 で、その順位。上位5人の途中経過がこれだ(12月3日現在。以下同様)。




 さすがと言おうか、主要な投票対象が壁山さん一人になったせいなのか、やはり今のところVIPPER大勝利という展開になっている。2位に不動明王が来ているのが意外。これまで作中に特に目立つシーンなどなく、腐女子層が本当に彼を推しているのかどうか疑問符がつくキャラなのだが……? 私自身はボットを作ったという縁もあって、3位の菜花黄名子に毎日投票している(投票先に浜野もいないしね……)。4位、5位にはダンボール戦機Wの女性キャラがランキング。おそらくVIPPERの組織票なんだと思われるんだけど、ランとジェシカは共に好きなキャラなので不満には思わない。


               
  この画像、私が作ったんだけど人気投票の度に使いまわせてとても便利だ。




 そして6位以下の情勢。昨年までのように得票順ではなく、それぞれのキャラが何票獲得したのかと、順位が後ろに表記される形式。松風天馬、山野バンといった両作品の主人公が19位、25位と惨敗状態(全32キャラ中)。



 ちなみにキャラと名前の背景色で作品分けが為されている。黄色が『イナズマイレブンGO』、青が『ダンボール戦機W』、赤が『イナズマイレブン』のキャラクター。



 前作の主人公、円堂守が最下位争いをしているという、他の作品の人気投票ではあまり無いような展開。テレビ本編では彼も退場させられてしまっている現状、やむを得ないのかもしれないが、彼が無性にカッコ良い総集編が放映された直後だというのに残念すぎる気もする。



 『イナズマイレブンGO VS ダンボール戦機W』という題名が付いた映画なんだけど、場外で繰り広げられているのはまさに『VIPPER VS 腐女子』という構図だ。12月14日からは得票の動静が見れなくなるということで、何かひと悶着がありそうな予感……。ツイッター上では運営の不正操作という指摘もちらほら見受けられるし。


 これまでも何度も言及してきたけど、私はこの人気投票の騒動をきっかけにして『イナズマイレブン』という素晴らしい作品を知ることが出来た。それが無ければこのブログの看板記事も無かったと言える。それだけに感謝している面もあって、この騒動を悪いことばかりとは言い切れないんだよね。

 私のようにこれをきっかけに作品を知る人が出てくるかもしれないと思うと、まぁどう考えても理不尽なこの得票状態も笑って見れてしまうのだ。私は黄名子ちゃんを推しているけど、最悪5位以内に入れなくても仕方がない、誰が勝ってもそれを従容と受け入れるつもりでいる。昨年もそうだったしね。


 この成り行きを不愉快な思いで見ている人もいると思うけど、作品はすべてのキャラを愛してこそという気もする。私はそういう気持ちでこの総選挙を見守りたいと思っている。




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