【Wikipedia風】 『イナズマイレブンGO』登場人物の紹介 【マネージャーなど周囲のキャラ編】
前回の登場人物(雷門サッカー部)の紹介がありがたいことに好評だったので、気を良くしてまたやりたい。今回は部員以外の登場人物について紹介する。
『超次元サッカー』などという、人死にが出そうな必殺技の応酬のアニメが破綻せずに続いているのは、こういう視聴者目線の登場人物の存在が大きく貢献していると思うのだ。
相変わらず独断と偏見に満ちたウソやホラが織り交ぜられた紹介文となっているので、あまり真に受けずに気軽に読んでもらいたい。これを機会に新規ファン層が増えてくれたら、これに勝る喜びは無い(本当に増えて欲しい)。
【2012年】
- 2月4日【豪炎寺夕香】の項を追記
【2011年】
- 12月21日【染岡竜吾】の項を追記
- 12月15日【飛鷹征矢】の項を追記
- 12月4日【亜風炉照美】の項を追記
- 11月30日【黒木善三】の項を追記
- 11月25日【石岩次郎】の項を追記
- 11月22日【南沢篤志】の項を追記
- 11月16日【吹雪士郎】の項を追記
- 11月16日【鬼道有人】の項を『イナズマイレブンGO』登場人物の紹介の方に移動
- 10月25日【吉良瞳子】の項を追記
- 10月2日【兵頭司】の項を追記
- 9月28日【円堂夏未】の項を追記
- このページは書きかけです。予告なく加筆・修正することがあります
- こちらも新キャラが登場するなど変化があれば、随時加筆・追記していく予定
【同時に参照して欲しい記事】
【ダンボール戦機Wのキャラ紹介ページも設けました】
1年生。サッカー部マネージャー。主人公、松風天馬の幼馴染という設定で、いわゆるヒロインポジション。だが後述の2人に比べてまとも過ぎる外見、まとも過ぎる思考回路などパンチ力に欠け、本編では今のところそのアドバンテージ設定を活かしきれていない。エンディングテーマ曲の歌唱を担当し続けることで存在意義を出している。中の人は最初は棒だったが、毎回どんどん声の演技が上手くなって来ているので今後に期待。エンディングで発覚した情報だが、出鱈目にストラップを付け過ぎたせいで、彼女の携帯の重量は約18㎏。これは三国志の豪傑・関羽雲長の持つ青龍刀と同じ重さで、もう携帯って呼べるレベルじゃねぇぞこれ。でもそのせいでナチュラルに手首が鍛えられている。
- 瀬戸水鳥(せと みどり CV:美名)
2年生のスケバン。自称によると【天馬の私設応援団】という立場であって厳密にはマネージャーではない。つまり本来はその資格は無いのだが、いつの間にかサッカー部周りに居着いているオバケのQ太郎のような存在。何故か当たり前のようにベンチ入りし、何故か当たり前のように移動バスに乗る。このまま放っておけば、おそらく何故か当たり前のようにドンブリ飯を20杯食らうようになるだろう。だが万能坂中学戦では闘おうとしない車田たちを叱咤し勝利に導いたように、スケバン的な統率力はある。頭髪中に毛虫を4匹飼うという奇癖(きへき)があり、周辺に恐れられている。
- 山菜茜(やまな あかね CV:ゆりん)
2年生。こちらは正規マネージャー。一見おっとりした不思議ちゃんだが、うっかりしているようで実はちゃっかりしている。神童命の本能に忠実に、その実態は、ほとんど神童専門のカメラウーマン。撮影中のマネージャー業務はほぼ葵に押し付けている(時には水鳥にまで)。彼女について神童がどう思っているのかは今のところ言及されていないが、これで外見が貞子みたいだったら天元突破で通報されるレベルのストーカー。尊敬する人物はアラーキーこと荒木経惟、不肖・宮嶋こと宮嶋茂樹、鳥の巣こと篠山紀信など。
元雷門中学サッカー部マネージャーで現サッカー部顧問。雷門中学教師でもある(担当教科は不明)。23歳。中学生の頃は初々しかったのだが、何があったのか10年で思いっきり大人になってしまった。残された面影は赤縁のメガネ。イナズマ作品世界の元祖メガネっ娘。その割にいつもメガネを上げているので、彼女の目に見えているところは実は義眼で、おデコ部分に本当の目が隠されているという説もある(「カールビンソン」のチカちゃん風)。帝国学園総帥で、現・雷門中学サッカー部監督の鬼道有人は実の兄。名字が違うのは大人の事情なので、深いツッコミ禁止。
元雷門中学サッカー部マネージャー。天馬の親戚。おそらくは叔母にあたると思われるが、天馬には「秋ねえ」と呼ばせている。その落ち着きぶりは登場人物中最年長クラス。まだ24歳とは何度見ても思えねぇ。まだ24歳ってレベルじゃねぇぞこれ。優しい外見だが、天馬の母と間違えられた時、間違えた張本人の信助を見る目には殺意があった。一刻館に酷似したアパート「木枯らし荘」の管理人。お年寄りの住人までもを大家特権で無理やり動員した【秋空チャレンジャーズ】という野良チームの監督も兼任。そのチームを率いて、自分を捨てて金持ち女に走った円堂に復讐するため雷門に挑むも、惜しくも返り討ちに遭う。しかしアメリカに予備にキープしている恋人がいるので敗戦後もサバサバしていた。再戦を約束したらしいので、彼女の心の奥底は未だ煮えたぎっているのかも知れないが。料理が上手く、得意料理はカレー(中の人設定)。
円堂の15番目ぐらいの嫁。雷門中学元理事長、雷門総一郎の娘。中学生時代は理事長の娘という権力を笠に着るゴッドねえちゃんぶりを発揮し、学内のあらゆる部(文化系含む)に攻撃を命じたほどサッカー部が大嫌いだった。最終的に廃部させようと画策するも、当時サッカー部キャプテンだった円堂の渾身のジゴロ笑顔にコロッとやられ、惹かれてしまう。同じ獲物を狙う秋冬などとの壮絶な円堂争奪戦という名の殴り合いの末、これらを倒し、ついには結婚に至る。物語登場人物中、これ以上は考えられないほど性格が豹変した人物。美貌と財力を持ち合わせ、性格も丸くなり、嫁として一見非の打ちどころが無いが、実は料理能力欠如が弱点。高価な食材を惜しげもなく台無しにするのが得意で「あそこまで行くと故意にやっているとしか思えない。サッカーも泣いてるよ!!」と被害者の少年M風T馬くんは語る。夫の円堂は一言も文句を言わないものの、最近は夕食を外で済ませて来ることが増えた。そのせいか夫婦間には溝があるようで、それを証明するように、彼女は夫のことを「円堂くん」と他人行儀に呼んでいる。
10年前に世界一となったイナズマジャパンの一員。おそらくレジスタンス。サイボーグ009の血を引く鋭い紙切り頭は10年前より一段と磨きがかかっている。腐女子を再起不能の骨抜きにするほど爽やかな語り口だが、かつてはアツヤという悪い顔の別人格を抱える、いわゆる「24人のビリー・ミリガン」状態だった。母校・北海道の白恋中学にてコーチとして後輩の指導に当たっていたが、フィフスセクターから難癖を付けられ、放逐される。そして彼の後釜に就任したのは本物のクマだった。指導者が美青年→クマに替わるというその美醜のギャップに毒され、白恋中全体がおかしくなる(フィフスセクター的には大成功)。特に可愛がっていた雪村豹牙に激しく逆恨みされるが、後に和解。
- 久遠道也(くどう みちや CV:東地宏樹)
元雷門中学監督。10年前には無かった口髭がダンディ。「放任主義」という名の何もしない采配には定評がある。余りにも何もしなかったため、空気を読まない天馬と神童の命令無視の行為で、たかが練習試合だというのに監督職を更迭される。その時に口走った「ぼく何も悪くないのに……」という言葉と共に男泣き。現在はレジスタンスの一員として暗躍中だが、果たしてその非主流の組織から給料は出ているのだろうか?(天馬と神童のせいでプーに) お先真っ暗の彼の一筋の希望として、看護師の冬花という娘がいる。
- 響木正剛(ひびき せいごう CV:有本欽隆)
元雷門中学監督。レジスタンスのリーダー。ラーメン屋の店主から聖帝に成り上ろうとする野心家。ラーメン店主の座を飛鷹に譲り、聖帝選挙一本に絞っている。彼は本気だ。前作の段階ですでに結構な年齢のお爺さんだったが、10年後の現在も元気。その安定感は、10年前に通っていた駄菓子屋を久々に訪れたら、同じオババが店番をしていたという時の衝撃に通じる。この人はきっとさらに10年後もこんな感じだろうと思われる。
- 目金欠流(めがね かける CV:加藤奈々絵)
10年前の雷門サッカー部員。その場のノリで付けられたとしか思えないチープな名前の持ち主。命名時、両親はいったい何を考えていたのだろうか? 元運動部員とは思えない引きこもり生活を満喫するプロニート、ネトゲ廃人。得意のハッキング能力を活かし、レジスタンスに協力する。趣味は2ちゃんねるアニメ板の荒らし、『グランド・セフト・オート』チートプレイなど。
- 飛鷹征矢(とびたか せいや CV:峯暢也)
10年前に世界一となったイナズマジャパンの一員。かつては不良だったが響木に見込まれ、サッカーに打ち込む。聖帝になりたいという響木の年寄りの冷や水を受け、ラーメン屋「雷雷軒」の跡継ぎとして店主を務める。若い頃に頭に付けていたトレードマークの鳥はスープの出汁に使ってしまったので今はいない(今あるのは純粋に髪の毛)。第2回人気投票で壁山に次いで2位になった不人気キャラ(VIPPER人気=一般不人気)。人気投票に名を借りたイジメ企画の格好の餌食とされるが、10年後登場した時は非情一徹な鬼道を諌めるというメチャクチャカッコ良い役どころで再登場。大盛りのチャーハンを嫌がる鬼道に押し付けて肥満化を図るなど陰湿な面も。
- 染岡竜吾(そめおか りゅうご CV:加瀬康之)
10年前に世界一となったイナズマジャパンの一員。最初期の雷門中学サッカー部員でもある。だがその正体は泣く子も号泣する、見た目通りのピンク極道。キングオブヤクザ。どう見ても堅気の人間では無い。見た目はこんなだが、根もヤクザ。義侠心に溢れ、受けた義理は必ず返す男気に満ちている。24歳とは思えない老け顔だが、実は中2の頃からこの貫禄なので、だんだん年相応に近づいてはいる。身体の一部を欠損している(小指辺り)。イタリアマフィアに転身していた頃、中学の舎弟の錦と出会い、得意料理の握り飯で懐柔したあげく鉄砲玉として構成員に取り込む。錦の様子を見に国際指名手配網をかいくぐって帰国を果たすが、イタリアマフィア内の跡目争いのため即帰国。円堂たちとも生きて再会できれば良いのだが。
- 吉良瞳子(きら ひとみこ CV:北西純子)
筆者の知らない時期に活躍していたキャラなので、本物のWikipediaを盗み見しつつ、完全に憶測で書く。むしろこのキャラの面白い解説を誰かにお願いしたいぐらい何も思いつかない。元イナズマキャラバン監督。おそらく30代だが、実年齢より若く見える。現在は監督としては一線を退いているらしく、児童養護施設「お日さま園」を運営している。預かっていた狩屋を持て余し、その更生を元教え子の円堂に押し付ける。男らしい丸投げぶり。
歌舞伎町ナンバーワンホストを務めるかたわら、余暇でフィフスセクターの聖帝を務めている。たまにしか出て来ないのはそのため。最近はその座をラーメン屋の親父に脅かされ始めているようで、雷門の試合時には相手チームの応援のためにブブゼラ持参でテレビに釘付け。少年サッカー界を支配する力を持ちながら、雷門を泳がせている真意は今のところ不明。中の人的にその正体はバレバレなのだが、謎のフィクサーを気取り続けている。最近正体を正式に明かしたが、バレバレだったので「ふ〜ん、で?」っていう感じ。弱点は変わり果てた妹。
- 豪炎寺夕香(ごうえんじ ゆうか CV:城雅子)
イシドシュウジこと聖帝寺さんこと豪炎寺修也の妹。かつて兄の応援に向かう途中、交通事故に遭ってしまい、図らずも兄のサッカー断念の元となってしまった。怪我からは回復したが、幼い頃のいたいけな可愛さまでもが何処かに吹き飛んで、すっかり今どきの女子高生になってしまう。お兄ちゃんは悲しい(まぁ今でも十分可愛いけど)。この変わり様のせいで兄のグレた理由の原因と言われているが、ヤマンバギャルとかになっていたら、兄はグレるぐらいでは済まず、手首を掻っ切っていたかもしれない。それぐらい妹ラブのイシドさんはどうだろう?
- 黒木善三(くろき ぜんぞう CV:加瀬康之)
フィフスセクターの使者。本来は第2話で雷門を襲撃した「黒の騎士団」の監督なのだが、そんな設定はもはや誰も覚えていない。上司のイシドさんですら忘れているらしく、体(てい)の良いパシリとして雪深い北海道など日本全国いろんなところに派遣され、革命の芽を摘む工作活動に従事している。イシドの部下で使える人材が彼しかいないのではないかと思われる扱いだ。ひょっとしたらフィフスセクターという組織は思ったよりこじんまりとしているのかもしれない。無理のある使われ方が祟り、腕が異様に長くキモい体型をしている。これ以上酷使するのはもう止めてあげて! ……などと言っていたら、本当に使われなくなってしまった。彼の率いた「黒の騎士団」ごと物語に出て来なくなってしまう。おそらく日野社長に忘れられたのだろう。悲劇の人物。
3年生。背番号は10番。月山国光中学のエースストライカーだが、かつては雷門中学に所属。内申書命の性格で、フィフスセクターにも逆らわずに名門雷門中学で静かに暮したいという吉良吉影のようなささやかな幸福を望んでいたが、新入部員の天馬たちに安住の地をかき乱され、雛見沢症候群L5を発症してしまい、転校。内申書のためなら3年生の大事な時期の転校も辞さないという男気を見せる。そのせいで雷門、ことに天馬を激しく憎む。かつての仲間相手に満々の自信で挑むが、どれだけ成長したかと思わせておいて、以前と寸分変わりない咬ませシュートを放ち、全世界を驚愕させる。そらザルの三国さんにも余裕で止められるわ。雷門に敗れ、ようやく本当のサッカーの素晴らしさに気付くが、今さら雷門には戻れないという本作中屈指のドジっ子。そういう扱いをされたくないため、プライドを捨ててまで必死に戦ういじらしい姿が敵味方を問わず涙を誘った。
- 兵頭司(ひょうどう つかさ CV:三戸耕三)
月山国光中学キャプテン。ポジションはGK。フィフスセクターのシード。中学生としてホーリーロードに出場しているが、見て分かるように年齢を詐称している。こんな15歳以下いる訳ねえだろ。本当は46歳のバツ2。監督より年上。好きな食べ物は、ほうれんそうのぬた和え。たばこは一日2箱。たばこ税増税に強硬に反対している。化身使い(化身名「巨神ギガンテス」)。必殺技は「ギガンティックボム」など。
- 石岩次郎(せき がんじろう CV:加瀬康之)
白恋中学の秘密兵器。背番号16番。グリズリーの異名を持つ。ていうか岩、ていうか岩石。フィフスセクターのシード。優しい気持ちと眉毛は捨て去った。悪い顔やで。雷門戦では味方も嫌がるラフプレーでキーパーの三国を地獄に葬ったが、その後を受けてキーパーになった天馬がものすごい鉄壁で、かえって雷門ゴールの防御力を増してしまった、うっかりテロリスト。こんなことなら秘密兵器のまま終わっておけば良かった。ていうか、雪村という白恋を代表する選手の紹介文を書かずに、何でこんな1回こっきりの捨てキャラを書いているんだろう。
何度見てもすごい名字。10年前の世宇子(ぜうす)中学サッカー部キャプテンとして円堂や鬼道たちの属した頃の雷門中と戦った過去を持つ。通称のアフロディはギリシャ神話の美の女神・アフロディーテがモチーフというのは真っ赤な俗説で、本当は超アフロヘアだった小学生の頃に付いたあだ名。必死のストレートパーマのおかげで現状を維持している。ギリシャ神話うんぬんは後付けで、その過去をごまかすために世宇子中に入学した。実は韓国人だったという本作中最高レベルの後付け設定がなされているぐらいだから、それぐらいは不思議では無い。現在は木戸川清修中学の監督を務め、指導者としても雷門の前に立ちはだかる。好物は神のアクア。イメージが崩れるのでポンテギとか食わないで欲しい。
選手たちと違って、その他登場人物は物語中あまり動かないし、キャラの背景などの描写も限定的な分、紹介するのは困難を極める。そういった理由もあり、前回ほどノーフューチャーには書けなかった。日常パートが増えればその辺の表現も増えて来ると思うので、また加筆したい。登場人物はまだまだ多いので、その辺のフォローもして行きたい。
もっと深くこの世界観を知りたい方は、拙ブログの『イナズマイレブンGO』関連の記事をご覧ください。ここをクリックで一覧表示されます。感想文は、比較的真面目に書いていますので、どうかよろしく。
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