【Wikipedia風】 『イナズマイレブンGO』登場人物の紹介 【ウソ80%】

 アニメ『イナズマイレブンGO』の話題が続いて恐縮だが、本編の方が一段落したので、ここで主要キャラクターの説明をしたい。『イナズマイレブンGO』のファン以外の方にもこの作品世界を知ってもらい、出来れば興味を持ってもらい、あわよくば新たなファンになってもらいたいからだ。

 基本的に子供向けアニメなので、幼稚だと思われる向きもあるかと思う。そこでよくある普通の登場人物説明ではなく、変則的なキャラ紹介でちょっとは興味を持ってもらえるように工夫したつもりだ。まぁその分、正確なキャラ紹介になってはいないのだけど、その辺の差異も、実際に本編を観ることで気付いてもらえれば良いかと思う。

 これを機会に新規ファン層が増えてくれたら、これに勝る喜びは無い。

  • 11月13日、【錦龍馬】の項を追記
  • 11月4日、【影山輝】の項を追記
  • 9月23日、【狩屋マサキ】の項を追記
  • 9月19日、【一乃・青山】の項を追記
  • 他のキャラも状況の変化に合わせ、ちょこちょこ加筆しています
  • 予告なく画像も含めて思いっ切り改編することがあります

【同時に参照して欲しい記事】

ダンボール戦機Wのキャラ紹介ページも設けました】


【これまでの大体のあらすじ】
 フィフスセクターっちゅー悪の組織がありまして〜、それがこの世界の少年サッカー界を裏から支配しとる訳なんです。そこのボスがサッカーの勝敗まで管理しよる。これが悪い奴なんだ。それをやっつけて良いサッカー界を取り戻そうと闘うのが、昔ながらのサッカー好きの連中が集っとるレジスタンス。その実働部隊として試合でフィフスセクターの手先(シード)のチームをいてこますのが、我らが雷門中学っちゅー訳なんです。その雷門中学の選手たち、これを今日は覚えて帰ってもらいまひょ。




 新入生の主人公。背番号は8番。ポジションは基本MFだが、FW、DF、果てはGKまでどれでもこなす。サッカーに関しては天性の素質を持ち合わせ、実戦形式のサッカーを始めて間も無いというのに、すでにチームNo.1の能力を有する。その素質で長年頑張っている先輩たちに『努力では越えられないモノがある』と思わせ、やる気を削(そ)ぐのが特技。とにかく何をやらせても出来杉のパーフェクト超人。口癖は「何とかなるさ」だが、本当に何とかしてしまうので性質(たち)が悪い。KYなのが玉に瑕(きず)。これでヒトの心や空気を読むことが出来れば、世界の支配者になることも不可能ではないと思われる。サッカー以外は脳が働かないサッカーバカ(褒め言葉)なので、上記の絵の通り、たまに自分の名前や飼っているペットの名前を忘れがち。化身持ち(化身名「魔神ペガサス」)。必殺技は「そよかぜステップ」、「マッハウィンド」、「何とかなるさ(KY系)」など。


  • 剣城京介(つるぎ きょうすけ CV:大原崇)


 元フィフスセクターのシード。背番号は10番。ポジションはFW。中学1年生なのに中二病を発症し(これはむしろ背伸びと言えるが)、明るく楽しい健全なサッカーを憎んでいたが、『雷門に寝返ればカッコイイ襟立て雷門ユニフォームが着られるよ』と円堂に耳元で囁かれ、シードの座を捨てて味方となる。雷門ユニ着用後、世間の評判からそれがかなり自分に似合わないことに気付くが後の祭り。今のところ登場人物中で、一番のツンデレキャラ。まだデレたことが周囲にバレていないと自分だけは思っている。髪の色までそっくりの兄がいる。両者を正確に見分けるのは専門家でも困難(作画監督はホクロで見分けているらしい)。「アルティメットサンダー」という必殺タクティクス(チーム版の必殺技のようなもの)を蹴ることが出来る。化身持ち(化身名「剣聖ランスロット」)。必殺技は「デスソード」、「デスドロップ」、「ロストエンジェル」など。



 1年生。背番号は5番。ポジションはDF。別のゲームで有名になった雷系の金持ちネズミ。特技はサーフィンで波乗り。ツンツン立った髪の毛を入れても天馬の身長の半分しか無いが、飼い主である天馬よりも空気が読める能力を持つ。ジャンプ力はチーム一。化身は今のところ持っていないが、風貌的に彼自身が誰かの化身との説も根強い(後に化身「護星神タイタニアス」をゲットだぜ!)。基本的に可愛い癒し役、チームのマスコット的存在だが、うっかり「かみなりのいし」を与えてしまうと【ライチュウ】に進化してしまい、可愛いげが無くなるので注意。必殺技は「ぶっとびジャンプ」、「100万ボルト」など。



 2年生にして雷門中学のキャプテン。背番号は9番。ポジションはMF。泣き虫で常に泣いている。たまに泣いていない時は涙を補充している。頭部のワカメと合わせ、彼のその構成成分は100%【海】なのではないかとチーム内では囁かれている。豪邸に住む御曹司(おんぞうし)であり、高いサッカー能力を鑑みても、間違いなく勝ち組。化身持ち(化身名「奏者マエストロ」)。必殺技は「フォルテシモ」、「プレストターン」、「ハーモニクス」など。必殺タクティクス「神のタクト」は彼専用。他人をあごでこき使う勝ち組の彼らしい技だ。



 2年生。背番号は3番。ポジションはDF。名前通りの腐女子担当(森蘭丸的な意味合いで)。神童の親友設定だったが、最近は何だか疎遠。代わりに新入部員の狩屋に懐かれる。その分出番も増えたが痛い目に遭う機会も増えたので、狩屋に対しては痛し痒しの感情を抱いている。趣味は親友の神童の悩む姿を暖かく見守ること(見守るだけで特に何もしない)。男子の制服が絶望的に似合わないので、学校が大嫌い。ベンチの華(はな)度はチーム一(女子マネージャー及び顧問を含む)。巨漢の選手によく攻撃される。痛めつけられて視聴者の同情を買う役どころは彼の十八番。必殺技は「ザ・ミスト」。


  • 速水鶴正(はやみ つるまさ CV:吉野裕行


 2年生。背番号は7番。ポジションはMF。メガネっ子。超ネガティブ。ネガティブ過ぎて自滅するタイプ。極度の怖がりで、常に空が落ちて来ると思い込んでいる。古代中国の杞(き)の国の人かロザミア・バダム並みの心配症。普段はマイペースだが、瞬間的な脚の速さはチーム一。最近は鬼道監督との大人の事情により出番が減っている。必殺技は「ゼロヨン」。


  • 浜野海士(はまの かいじ CV:金野潤)


 2年生。背番号は6番。ポジションはMF。逆にすっごいポジティブ。ポジティブ過ぎて自滅するタイプ。年中色黒だが、別に肝臓が悪いという訳ではない。趣味は釣りで、愛称は「浜ちゃん」。スーさんと釣り堀に行くのが週末の楽しみという万年ヒラ社員。だがそれ以外の時も、大抵楽しそう。敵にボールを奪われる回数がやけに多く、別名【ピンチの起点】。その回数が不自然なまでに多いのでスパイ疑惑が絶えない(俺の中で)。チャームポイントは脇のライン(脇毛は剃る派)。必殺技は「なみのりピエロ」。



 2年生。背番号は11番。ポジションはFW。必殺技「サイドワインダー」は究極のヤラレ技として相手キーパーの能力や味方選手のシュート力を引き立たせる役割を担う。いわゆる「ドラゴンボール」の栽培マン的な役どころ。上の温厚そうな顔を見ても分かると思うが、彼自身もそういった心優しい一面を持ち、後輩の常軌を逸したKYにもちょっとだけ苦言を呈するぐらいで寛容。最近は本当に性格が丸くなって来ていて、この文章がネタじゃなくなりつつあるので困りもの。年中色黒だが、別に肝臓が悪い訳ではない。髪で隠れた左の眼には彼のお父さんが住んでいる。


  • 車田剛一(くるまだ ごういち CV:野島裕史


 3年生。背番号は2番。ポジションはDF。体力馬鹿。機関車馬鹿。脳みそまで筋肉造り。彼の必殺技「ダッシュトレイン」は地味に最強で、フィフスセクターのシードをも殺す(すでに2人、殺っている)。おでこは謎の吸着体質になっており、狙ったボールは放さない。男らしく気風(きっぷ)はいいが、諦める時の早さまでもが男らしい。ただ怪我の回復は遅いらしく、鼻の傷はいつまで経っても直らない。鍛え過ぎた筋肉のせいで、ボディビルダーのように脇が締まらなくなっている。1日1時間のトレーニングとプロテインで取り返しのつかない身体に。


  • 天城大地(あまぎ だいち CV:奈良徹)


 3年生。背番号は4番。ポジションはDF。語尾に特徴があるド。チーム一の巨漢で、小学生のお遊びレベルのサッカーなら、まずキーパーをやらされるであろう体型だド(野球ならもちろんキャッチャーだド)。ゴーグルをあごに装着するなど、いろいろ間違ってる人だド。後輩の影山輝を妙に気に入り、相撲部屋で言うところの「可愛がり」をしているド。鬼道監督は嫌いだド。必殺技は「ビバ!万里の長城」だド〜ン!



 3年生。背番号は1番。ポジションはGK。【コントのおかんの罰ゲームの呪い】を受け、こんな髪形に(【ブロッコリーの呪い】説、【カリフラワーの呪い】説など諸説あり。いずれにせよ呪い)。長年ザルキーパー扱いされ、円堂から左遷勧告を受けるが、新必殺技を編み出して選手寿命を延ばす。だがそれもいつまで持つのか、今からすでに心配されている。試合を観に来ると必ず勝利する神がかりな母親がいる。それを重視したレジスタンスから、試合時は常に試合会場に母親を連れて来るように言われているらしい。必殺技は「バーニングキャッチ」、「フェンス・オブ・ガイア」。なお、「バーニングキャッチ」を出す時はどうせ100%阻止出来ないので、視聴者は緊張して観る必要は無い。安心して失点を覚悟しよう。



 右が一乃で左が青山。共に2年生。背番号は青山が12番、一乃が13番。ポジションは今のところ不明。登場する時は常にニコイチであり、酸素分子のように、単独では存在し得ない性質と思われる。という訳で紹介文もニコイチ。元サッカー部のセカンドチーム(2軍)の一員だったが、とんがっていた頃の剣城にイジメられ、恐れをなして退部。しかしサッカーに対する情熱を捨て切れず、既存部員たちから後ろ指をさされながらもサッカー部に復帰する。何気にちゃっかりと1軍のユニフォームを着用し、かえって退部前より昇進している。大人の事情により、青山は倉間が存在する限りレギュラーになれない。髪形にも特徴があってキャラの立っている一乃の方がレギュラーに近い(木野秋がサッカー部に入部するというミラクル展開がない限り、大人の事情は考慮しなくても大丈夫)。必殺技はまだない。しかし賭けてもいいが、いずれ確実に2人合体の必殺技が見られるはず。そのシーンが最初で最後の晴れ舞台にならなければ良いのだが……。この前記の予想は見事に当たり、最終決戦で合体技「ブリタニアクロス」を出す。ただ「最初で最後の晴れ舞台」の部分まで正解してしまったようだが……。




 1年生。背番号は15番。ポジションはDF。天馬のクラスに転入して来た転校生。円堂流入部テストを経てサッカー部に入部する。見ての通りまったく裏表のない性格で、特に霧野とはウマが合うらしい。ただ極度の構ってチャンな性格で、その気は無いのについつい迷惑を掛けてしまうという、いわゆるドジっ子。雷門転入のタイミング、下まつ毛が元シードの剣城と似ている、羽根が生えていて身体が緑色の悪魔みたいな容姿など、あからさまに怪しくシード疑惑が絶えない(シードがどうこう言う以前の問題に思えるが)。あまりにあからさま過ぎて、本当にシードだったらむしろ一回転して斬新なその設定に驚くが、やはりシードでは無かった。吉良瞳子の運営する児童養護施設「お日さま園」の出身で、複雑な家庭環境のせいで性格が歪んだらしいが、その辺の事情は誰も知らない知られちゃいけない。バカにしていた天馬のペースに巻き込まれ、立派なサッカーバカになりつつある。必殺技の名前を考案するのが得意だが、何故かその素晴らしいネーミングはチームメイトから嘲笑され、採用されたことは一度も無い。涙ぐましい努力で思いついた「どかーんジャンプ」は採用寸前まで行くが、天馬くん抜きで発動させてしまったため、その場で信助が考案した名前に改称されてしまう。狩屋涙目。必殺技は地獄耳の「デビルイヤー」、熱光線の「デビルビーム」など。他に防御技「ハンターズネット」があり、その防御性能の高さは素晴らしく、三国を押しのけて次期キーパーとの呼び声も高い。


  • 影山輝(かげやま ひかる CV:藤村歩


 1年生。背番号は16番。ポジションはFW。善良そうな少年だが、彼の名字「影山」は前作関係者を何故かビビらせ、いたずらに不安に陥れるという謎の特性を持つ。ついたあだ名は【前作キャラ発見器】。サッカーは始めたばかりの初心者だが、厳しいことで有名な円堂流入部テストを経てサッカー部に入部する。教えられたサッカー技術は見事なまでにこなすという潜在能力の高さを示し、その吸収力は素晴らしく、多い日も安心だ。いわゆる天才設定で、天馬に続き凡人の先輩諸氏のやる気を無くさせる新人2号。外見通りのまっすぐな性格で、弱点は他人を信用し過ぎること。何故かデブに好かれるという特性を持ち、悩んでいる。ナスのヘタの様な髪形をしている。色合いもナスそのもの。好物もナス。好きな職業はナース。尊敬する人物は那須与一(なすのよいち)。座右の銘は「なすがまま」。今日もシュートをぶっぱなす。


  • 錦龍馬(にしき りょうま CV:岩崎了


 2年生。背番号は14番。イタリア留学帰りのエリート選手ぜよ。ポジションはFWだったけどMFに替わったんぜよ。今のところこの土佐弁っぽい言葉遣いでキャラ立てしようと必死に画策している。これで高知県出身じゃなかったら死ぬほど面白いんだけど。留学中、OBのピンクヤクザから鉄砲玉として見込まれ、猛特訓の末、任侠系の化身を使いこなすまでに成長する(化身名「戦国武神ムサシ」)。自転車で長距離を走っても息一つ切らさないなど体力はあるようだ(=体力バカタイプと推察される)。色が浅黒いが、別に肝臓が悪いという訳ではない。チャームポイントはポニーテール。同学年の元カノ、瀬戸水鳥とはかつてロマンスがあったようだが、今では一方的に足を踏みにじられるというイジメを受けている。必殺技は「アクロバットキープ」、化身シュート技「武神連斬」など。




 3代目・雷門中学監督。10年前のイナズマジャパンの司令塔。帝国学園総帥にしてレジスタンスの一員。イタリアでプロ選手として活躍するが、フィフスセクターに対抗するため雷門のコーチを経て現職。前作では当初、主人公の円堂の敵として現れたが、後に仲間になる。強力なライバルが転校して仲間になり、次の敵と戦うという相手チーム目線ではインチキにしか思えないノリを確立させた張本人。「んなの(原作)ゲームにスカウトシステムがあるんだから仕方ないじゃん」とは本人の弁。不敵な表情でいたずらに視聴者に不安を与えるのが得意。次回を観ずにはいられなくさせる役どころとして(視聴率的に)重宝されている。雷門サッカー部顧問の音無春奈は妹。何か目に掛けるのが彼ら一族の習性らしい。前監督の円堂の出奔により、新しく雷門の監督に就任することとなるが、「フルメタルジャケット」のハートマン軍曹ばりにデブをイジメ抜く指導方針を取るため、天城からは反感を買っている。



 前主人公にして雷門中学・前監督。チャーム効果のある人たらしの笑顔を駆使し、あらゆる人間を自分の忠実な信奉者(しんぽうしゃ)にすることが出来る。ある意味世界征服に一番近い存在。その能力で、かつては彼を心底憎んでいた資産家の女性(美人)をも籠絡し、逆玉の輿に成功、豪邸でウハウハの毎日を送る。ただ食生活にだけは恵まれず、おそらく長生きは出来ない。フィフスセクターの真相に迫るため、雷門の監督を辞して出奔する。好事家(こうずか)の間では「円堂本人はどうでも良いが、美人の嫁の今後の出番減少は困る」と心配されている。物語後半で戻ってくるが、厳しい方針でチームから嫌われる役を鬼道に押し付け、相変わらず「いい人」扱いを受けている。ホーリーロード優勝監督として、いいところを全部持っていくという鬼畜なまでの才能を発揮。



 基本的にこれだけ押さえておけば、もうすぐにでも本編を観ても大丈夫! いっぱしの『イナゴ』ファンを気取ろう!!



 ……新規ファンを増やそうとして、かえって既存のファン層の反発を買いまくりの内容になってしまった気がする。個人的にはこういう民明書房ばりのウソ解説を書く作業は大好きなので、抗議のメールなど送りつけられることさえ無ければ、マネージャーなど他の登場人物の紹介も書きたいとは思う。いずれはWikipediaの登場人物紹介みたいにしたいな〜と。



 もっと深くこの世界観を知りたい方は、拙ブログの『イナズマイレブンGO』関連の記事をご覧ください。ここをクリックで一覧表示されます。感想文の方は真面目な内容で、ウソはほとんど書いておりません。98%ぐらいは本当のことが書かれています(それでも2パーぐらいはウソ情報なのですが)。



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