今日の雑談 【加護亜依さんの自殺未遂やSMAP結成20周年の話題から、楽屋オチマンガの話まで】
ここ数日、残暑が勢いを盛り返して来ています。ポリシーとしてエアコンは出来るだけ使わないのですけど、扇風機を一晩中点けて寝たせいか、今日は喉の調子がおかしいです。
いま笑うと、「チキチキマシン猛レース」の影の主役、ケンケンみたいな笑い声になってしまい、とても恥ずかしいです(狙ってモノマネした時は全然似ないというのに)。ちなみに私の中でのこのアニメの真の主役は岩石オープンの2人で決まり。
ケンケンの笑い声。
とにかくそういう事情で体調が思わしくないので、今回はいつものような更新が出来そうにありません。申し訳ないのですが、今回は芸能関係などのニュースで知った雑談を語らせて頂こうと思います。
まずはショッキングで驚かされた話題から。元「モーニング娘。」のタレント加護亜依さんが自殺未遂を起こしたそうで、その容体や理由を含め、注目を集めています。
「モーニング娘。」や加護さんのことはあまり詳しくは無いのですが、個人的に加護ちゃんに関して思い出されるのが、辻ちゃんこと辻希美さんなどとのユニット「ミニモニ。」を結成していた頃、番組内で「じゃんけんの起源は韓国ニダ!」と韓国人のオッサンに理不尽に絡まれた事件。詳しくはリンク先を観てもらいたいのですが、反日のために平気でウソを吐く変な人を軽くいなす加護ちゃん辻ちゃんが大人の対応で印象的。
未成年時の喫煙騒動以来、人気や立場が急転直下する芸能人の象徴的存在でしたが、自殺は絶対にしてはいけないと思います。使い古された言葉ですが、死んで花実が咲く訳ではありません。過去の不祥事に対して世間の目は厳しいものがあるかも知れませんが、一世を風靡した名の通った芸能人と言うだけで今後の人生に大きなアドバンテージな訳ですし、何よりもまだ23歳という若さです。世の中を悲観して命を捨てるには、早過ぎるでしょう。未成年の喫煙は確かに素行的に問題ありでしたが、覚醒剤を使っていたのりピーよりはずっとマシだと思います。
次の話題。SMAPが結成20周年を迎えたとのこと、おめでとうございます。若いファンの人たちは、SMAPのメンバーは最初6人だったというのを知らない方が多いのではないでしょうか? いやいや、いつもの当方がよく吹くホラ話じゃなくって、これはホントの話。SMAPには森くんという幻の第6のメンバーが存在しましてぇ……。
6人だった頃のSMAP。森且行メンバー(稲垣メンバー風の呼称。森メンバーは画像の左下)はオートレース選手に転向すると宣言してSMAPを脱退、芸能界を引退した。
「森くん脱退騒動」に関しては、フィクションではありますがドキュメンタリー並みに詳細に当時の状況が描かれたマンガ「平成義民伝説 代表人」に詳しい。SMAPファンなら、ぜひともご一読をお勧めします(ネタをネタと理解できる方に限りますが)。
上・下巻ということで揃えやすく財布にも優しい(ただ現在は絶版でプレミアが付いているらしいですが)。楽屋オチだらけの内容で、とにかく事情を知っている人間なら抱腹絶倒の超爆笑モノ。知らなくても大体は事実っぽいことが描かれていますので、当時の様々な社会現象の裏事情を知りたい向きの方にはお勧め。モデルの存在する登場人物は無駄に模写の技術がありまくりで、誰をモデルに描かれているのかすぐに分かってしまい、言い訳の出来ないしろものになっています。
上記で触れた「ミニモニ。」も登場します。「ミニモニ。」が「チビイブ。」、加護ちゃんが亀ちゃん、辻ちゃんが月ちゃんという名前で、顔もそっくりに描かれています。基本的に有名人はことごとく揶揄される内容なのですが、「ミニモニ。」は他の有名人ほど酷い扱いでは無いです。個人的にはサトラレこと、声優の山寺宏一の扱われ方が一番酷いかと(顔もそっくりに描かれています)。チリ人妻アニータ(ちりじんづまあにーた)の描かれ方も相当ですが、あれはアニータの方にそう描かれても仕方ない素養があったので、まぁ仕方ないかな、と(顔もそっくりに描かれています)。
古本屋で見かけたら、万難を排してでもゲットしましょう。読んだ上で元ネタがどうしても分からないという方は、ここを参照。←ただ1点、「久米宏が嫌いな桜の中継してた奴」は、轡田隆史氏ではなく若林正人氏の間違いだと思う。
- Wikipediaより一部引用
2002年2月、同誌に『平成義民伝説 代表人』を連載開始。当初の主人公は元SMAPの森且行をモチーフとしており、他にも実在の芸能人がモデルとみられる人物を多数登場させたため、連載開始前から編集部内で危険性が指摘されていた。案の定、連載開始直後から各方面からクレームを受けることになり、連載開始からわずか数週で話の筋が当初意図していたと思われる方向からどんどん狂い出し、主人公が誰なのかすらもはっきりしない支離滅裂な展開となっていく。
(中略)
秋本治を思わせるキャラを登場させた回は31ページにも及び、ネームは通っていたにも関わらず原稿完成後に編集判断でボツとされ、その号は「作者急病のため休載」という扱いに。さらに連載開始時に登場したキャラクターたちが「なかったこと」にされたりしたため話の筋が繋がらなくなり、この迷走ぶりに読者人気も低迷。同年5月、わずか4ヶ月(2巻)で終了。真偽のほどは不明ながら、最終回では名誉毀損で訴えられた作者が法廷で無実を叫ぶという内容であった。同作品はその問題性ゆえかコミックスの発行部数が非常に少なく、現在では入手が困難となっている。
作者の木多康昭はヤングマガジンで現在も連載中の「喧嘩商売」が長期連載の代表作なのですが、こういう諸事情で打ち切りになったマンガの方が数倍面白かったりして侮れません(「喧嘩商売」もギャグパートは面白いけど。そのまんま東をネタにした直後に東氏が宮崎県知事選に立候補した辺りの収拾の付け方には爆笑した【単行本8巻の巻末収録】)。
作者がかつて連載を持っていた少年ジャンプとの確執や、未成年者に対する買春で一度は表舞台を去ったものの、その後作品がアニメ化されるという恐ろしいほどの大復活を果たした某漫画家との友情については、SMAPのメンバーは最初6人だったというのと同じぐらい公然の秘密。
今回はこんな体たらくでごめんなさい。加護ちゃんの自殺未遂の話題は気が重かったですが、「代表人」の話は書いていて楽しい作業だったです。好きで、それでいてマイナーなマンガの話題も前からずっとやりたかったんですけどね。SMAPの話題は「代表人」の話をするためのネタふりだと思われた方、正解です。
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