〜サクラ大戦【奇跡の鐘】〜 ゲームで使われた素敵なクリスマス・ミュージックを聞いて幸せになろう (せがた動画もあるよ) 

 今日はクリスマス・イブだ。

 パートナーが居る人、恋人と過ごす人、配偶者と過ごす人、三択老師と共に、そんなリア充の連中を凶器で襲撃する人(当方含む)、コミケの参加準備をする人(ここに属す人は、当方の独断でリア充からは除外させて頂く)、いろいろいらっしゃる事だと思う。


 そんな方全ての人に、今日、この日に聞いてもらいたい歌がある。

 『サクラ大戦』は戦略シミュレーションゲームであるとともに恋愛シミュレーションゲームでもあり、そのプレイパターンも敵と闘うシミュレーションパートと、女性隊員とキャッキャウフフするアドベンチャーパートがある。主人公を含め、隊員たちは帝都を守る「帝国華撃団」の面と帝都を彩る「帝国歌劇団」の二面を持っているのだ。詳細は、あまり詳細ではないが、当方の[ゲーム感想文]の方で確認して欲しい。


 「帝国歌劇団」としての面で、ゲーム中に多数のミュージカル曲が産まれた。その中で『サクラ大戦2』の作中、クリスマスだけの歌劇として上演されたのが、【奇跡の鐘】。主人公、大神一郎が意中の隊員をその劇の主役に抜擢する、ゲーム中でも大事なシーンなのだが、そこで歌われる曲が素晴らしく良いのだ。12年も前の曲だと思えない程に良い曲なので、是非紹介したかった。


 これを聞いて素敵なクリスマスを送って欲しい。




 オリジナル・バージョン。パートごとに誰が歌うか分かり易く、キャラが切り替わります。「神崎すみれ(富沢美智恵)とソレッタ・織姫(岡本麻弥)」、「桐島カンナ(田中真弓)とレニ・ミルヒシュトラーセ伊倉一恵)」といった、声質が似ている人の見分けにどうぞ。

 こうして確認すると気付くのだが、意外な事に李紅蘭のソロパートの部分が多い。真宮寺さくらが目立つのはメインヒロインだから当然としても、この曲に関しては、紅蘭、目立ってたんだね。こういう気付きもまた楽しい。



 例によって、『アイドルマスター』バージョン。これは凄く良い出来。今まで何度も言ったけど、これも本当に凄いのよ。一人ひとり違う、でもとてもクリスマスっぽい可愛らしい衣装。背景も、寒々しくも清らかで荘厳な教会とステンドグラス調の舞台。『アイドルマスター』って、ここまで出来るの? 相変わらずよく知らないんだけど、本当に凄い。動画製作者も、素直に尊敬する。

 1分30秒辺りの「♫ 願い事がひとつ〜♪」に合わせて指を一本立てるしぐさからの一小節は、本当に紅蘭が歌っている様にしか見えない。ここまで動きを歌詞や曲に合わせるのは、相当難しい作業だろう。表情も歌に心情を込めるかのように適宜変化する。素晴らしい。

 オリジナルバージョンと見比べて、誰がどのキャラを担当しているかを確かめよう。李紅蘭だけは確認しなくても大丈夫だ。100%一致しているから。アイリスとカンナの白クマの手袋は、とても可愛い。3分29秒辺り、4分9秒辺りからが確認し易い。要注目。ただ手袋こそ可愛いが、カンナとアイリスは特に寒そうなコスチュームだ。お腹を壊さないようにして欲しい。すみれと織姫は、何故か手袋をしていない。極度の冷え性で冬はいつも手が冷たくなり、「冷血人間」とあだ名される当方としては、気になる。寒がりなもので、なんか、寒そうな感想ばかりが出て来てしまうが……。




 超特別おまけ。クリスマスにサンタクロースに成りすまして子どもを驚かせるせがた三四郎のCM。こんなのがホントに来たら怖いだろ〜なぁ(0分7秒辺りの長靴は、ホラー表現だ)。まさにトラウマもんの恐怖CMなのだが、セガサターンは余程面白いらしく、オチでは子どもたちもご満悦だ。やらされてる感丸出しなのだが。

 ちなみにせがた三四郎は、姿三四郎のパロディだという事も分かっていない若者が居たらしい(というか、どっちもよく知らないと言うべきか)。落胆しながら解説。せがた三四郎は、富田常雄の柔道小説の主人公、姿三四郎をモジッて誕生したキャラ(だから柔道着を着ていて、投げ技が得意なのだ)。白いセガサターンが発売された事により、「セガサターン、白!!」→「セガサターン、しろ!!」→「せがた三四郎!!」という訳。


人気ブログランキングへ
この記事が面白いと思われたら、押してください。



サクラ大戦 花組クリスマス〜奇跡の鐘〜 [DVD]
バップ (2000-02-21)
売り上げランキング: 33312