『イナズマイレブンGOギャラクシー』第20話「砂の星にやってきた!!」の感想 【新キャラ続々、謎の美少女登場】

 恒例のアニメ感想文、今回は『イナズマイレブンGOギャラクシー』第20話「砂の星にやってきた!!」を観ての感想を書く。地球を飛び出して戦いの舞台は宇宙に。果たしてどんな敵が待ち受けているのだろうか? 分かっていることはただ一つ。どんな相手であろうと、負けることは許されないということだけだ。



 当ブログは、『イナズマイレブンGOギャラクシー』を視聴しての感想を、自分なりに面白いと思えるよう、コミカルにそしてシニカルに描く事をモットーにしています。その事に不快を感じる方はご覧にならないよう、お願いします。


  • 前回の感想は、

『イナズマイレブンGOギャラクシー』第19話「行くぞ!宇宙へ!!」の感想 【信助が再登場!】
 をご覧ください。

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 松風天馬(CV:寺崎裕香)率いる【アースイレブン】は星間サッカー大会【グランドセレスタ・ギャラクシー】に勝利するという本来の使命を果たすべく、ついに地球を飛び出した!!


 宇宙に旅立つに当たり周到に準備されていた宇宙船【ギャラクシーノーツ】号はなんと彼らがこれまで宿舎にしていた建物に偽装されていた。宿泊施設も本来の役割を取り戻したと言えよう。

 宇宙に向けて出発した12人の戦士たちだったが、実はそこには13人目の存在が乗り込んでいたことに天馬たちはまだ気づいてはいない……。



   オープニング




 勇躍ギャラクシーノーツ号に乗り込んだ天馬たちは、さっそく腹ごしらえをして長い旅に向けての英気を養う。本業はギャラクシーノーツ号の車掌だったことが前回で明らかとなった蒲田静音(CV:くじら)であるが、ここでは地球にいた頃のように選手たちの食事の面倒を見る。車掌であると同時に世話好きのオバチャンである彼女はやはりこの旅に欠かせない存在だ。


 並べられた食事は宇宙食という触れ込みであるが、どう見ても美味しそうではあるが平凡なハンバーグにエビフライという洋食だ。

 ギャラクシーノーツ号の内部はちゃんと重力制御されており、無重力の中で食べるような味気ない宇宙食を用意する必要もない。地上にいるのと変わらない状態に真名部陣一郎(CV:野島裕史)と皆帆和人(CV:代永翼)は物足りない様子だが、これは地球にいるときと変わらない食生活、住環境を施(ほどこ)して万全の状態で異星人と戦ってもらおうとする豪炎寺修也(CV:野島裕史)ら首脳人の態度の表明であろう。

 ただ親の心子知らずというか、天馬と空野葵(CV:北原沙弥香)も宇宙っぽくない環境に物足りなさを感じる。そんな彼らを蒲田は私の料理に不満があるのかと冗談めかして語りかける。


 方や森村好葉(CV:悠木碧)はモニタで見える青い母星、地球がだんだん遠ざかっていくのを見て悲しそうにつぶやく。


好葉「本当に遠い星に行くんだね……」


 その心細い気持ちは隣席の九坂隆二(CV:岡林史泰)も感じるのだろう、いつもは好葉の弱気を優しくフォローする彼も18万光年という距離に不安感を隠しきれない。

 正確には18万8千光年と、数字にうるさい真名部は訂正する。それは光の速さで移動しても18万8千年かかるという、途方もない距離だ。光は1秒で地球を7周半する(秒速約30万km)ということを考えれば、それがどれだけ遠いのかが少しはイメージできるのではないだろうか。


 その距離の実感を皆帆がつぶやいたのを聞き、野咲さくら(CV:遠藤綾)は気が遠くなるのを感じていた。鉄角真(CV:泰勇気)は本気なのかおどけてなのか、こう語る。



「着く頃には俺たち爺さんになってるぞ」


 冗談めかしてではあるものの、それはある意味真理を突いていた。この世に光よりも速い物質はない。その光ですら到着には18万年以上かかってしまうのだ。爺さんどころではなく人間なんて塵(ちり)一つ残らず風化してしまうだろう。


 光速を秒速約30万kmとして計算してみた。1光年は光が1年に進む距離でおよそ9兆4千600億km。マラソンのおよそ2200億倍の距離。時速100kmの車に乗って1080万年かかる計算。ギャラクシーノーツ号が現代のスペースシャトルより若干速い秒速10kmとして計算して3万年ほどかかる。1光年ですら現代人の科学力では生きている間に絶対に到達することが出来ない距離というのがよく分かるが、ここで天馬たちが目指すのはさらにその18万8000倍の距離。あまりに大きな数字すぎて全然ピンと来ない。宇宙の広さもよく分かる。余談だが「天文学的数字」という表現は天文学だとこのように人間にはどうしようもないような絶望的な数字がよく出てくるところから来ている。

 最初の敵と戦う前に大いに士気が下がってしまう一行だったが、そんな彼らに助け舟が出る。なぜかギャラクシーノーツ号や大会の主旨(しゅし)に異様に詳しいマネージャーの水川みのり(CV:高垣彩陽)が「ワープ」という単語を使ったのだ。

 ワープ航法はSFの世界ではポピュラーであり誰もが一度は聞いたことがある言葉だろう。やはりそれに一番詳しいであろう真名部がさっそくピンときたように腕を組む。真名部はよいのだけど、ワープを単語でしか知らないであろう九坂や鉄角もはしゃぎ出す。


さくら「知ってるの?
九坂・鉄角「全然!!」


 こういう話はやはり脳筋たちには不可能だ。アースイレブンの頭脳である真名部は恒星間航行をする場合にはワープ理論が欠かせないものであることを説明する。光の速さを超えると時間が逆転するという発想がワープの基本概念だが、それには実はアインシュタイン相対性理論が絡んでくる。必殺技「ディフェンス方程式」の際に相対性理論を描く真名部には理解できている概念なのだろう。相対性理論が理解できる中学生、やはり彼の数学力は天才的だ。


 サッカー馬鹿(褒め言葉)の天馬たちは(真名部以外は)理論が分からないままではあるが、とにかくワープすることでそこまで時間がかからないということを聞いて安心する。我らの地球が存在する太陽系から一番近い恒星ですら光の速さで向かっても4年以上かかるわけだし(ケンタウルス座アルファ星で4.2光年)、確かにワープしないとオリンピックみたいになってしまう(それも1試合しか出来ない。光の速さで進んでも)。自分で言うがこのブログ、勉強になるね〜。


 天馬くんたちがワープに納得したところで、都合よくこれからワープするというアナウンスがモニタから発せられる。ワープを抜ければ帰ってくるその時まで二度と再び地球の姿を見ることは出来ないだろう。その地球を守るため、彼らの本格的な旅立ちがこのファーストワープより始まる。



   オープニング



 ギャラクシーノーツ号は速度を上げ、ワープへと向かう。その頃、誰もいないはずの船内奥からの通路ドアを開ける何者かの影があった。


 まだ正式な乗組員の誰もそのことには気づいていない。天馬たちは宇宙船の最前にある操縦室の各自の席に着き、ワープに備えていた。

 だがそこで後方のドアが開き、何者かがそこにいるということに鉄角が気づく。正体を見極めようと駆け出すが、ドアの外には誰も存在してはいない。



 彼ら以外に誰かがギャラクシーノーツ号に存在しているという鉄角の説はみんなを不安にさせる。確かにホラーっぽい展開だ。その第三者の存在を人間とは限らないと皆帆は言うが、それはさらに恐怖心をかき立てて女の子のさくらを怯(おび)えさせる。

 他の星の人間がアースイレブンに対して妨害工作を仕掛けているという可能性まで言及し、真名部は事態の追求に前向きな姿勢を示す。鉄角はそれを受け、船内を徹底捜索することを決断する。そして第一発見者の鉄角を先頭に、船内を全員で探索することとなる。


 思ったよりも広い船内、その遠方のドアの辺りに何かが蠢(うごめ)いたのをさくらが目撃する。緊張感が走るが、瞬木隼人(CV:石川界人)は何も見なかったとさくらの意見に否定的だ。

 とにかく確認が必要だ。怯えるさくらの意見を採(と)って駆け出す鉄角を止めたのは真名部だった。凶暴な相手である可能性を示唆(しさ)し、慎重な行動を促(うなが)す。


 鉄角たちは慎重にドアに向かい、パネル操作でドアを開く。圧搾空気の音を響かせ、ドアは何事もなく開いた。ボクシングの防御の構えをした鉄角が室内を見渡すが、そこには何者の姿も無かった……。


 彼らはここぞと思う場所を捜索するが、謎の存在の姿は見つからない。しかし落ちていたスナック菓子の包みを真名部が発見する。誰かが持ち込んだお菓子だろうか、すっかり食い荒らされているその包みを見て、やはりこの船内には彼らが知らない何者かが存在しているという確信が深まる。


さくら「やっぱり何かいるんだ!」
皆帆「宇宙ネズミとか!」



 皆帆のふざけた口調にさくらと葵は驚く。真名部はふざけた皆帆くんを嗜(たしな)めるかと思いきや、宇宙には巨大化したネズミが存在してもおかしくないと謎の援護射撃。女性陣をますます怯えさせる。ちなみに神童拓人(CV:斎賀みつき)と井吹宗正(CV:鈴木達央)はこの騒動の中、未だに一言も発さず空気状態。宇宙なのに空気とはこれいかに。



 まなみなの意地悪に宇宙ネズミへの恐怖心が妄想も相まってどんどん高まっていく女性陣。ネズミというだけで苦手なのだろう。それが巨大とかもう無理。男勝(おとこまさ)りな面も見せる彼女たちもさすがにこの場では女の子らしく涙を浮かべてこれ以上の捜索を嫌がる。


葵・さくら「無理無理、それは無理〜っ!!」


 怖がりなことにかけてはこの2人以上の好葉がなぜ一緒に泣き叫ばないのかといえば、彼女にとってネズミは可愛い動物であって仲良くできる自信があるからなのだろう。動物好きの好葉にとっては侵入者が人間よりも動物の方がむしろ歓迎なのかもしれない。


 宇宙ネズミ説は突飛な話ではあるが、何者かが侵入していることは間違いない。ここでようやく神童が存在感を発揮してそのことを主張する。侵入者を発見するまでこの捜索は続行だということだ。



 搜索が続き、いよいよ残された場所は食堂車のみとなった。そのドアを開けようと鉄角が手を伸ばしたとき、それを九坂が止める。心の準備をすると言って、彼は顔をピシャピシャと叩いて気合いを入れる。いざ格闘となったとき、九坂はこの中で一番頼りになりそうな存在だ(次点は鉄角か。市川座名九郎(CV:小西克幸)はゴツイけど性格がまだよく分からないので)。


 そしていよいよ食堂車のドアが開けられる。一瞬の緊張の後、一同は呆気(あっけ)に取られた表情を浮かべ、さらに天馬は思わず笑い出してしまう。そこには小さな身体をさらに縮こませて恐縮する、西園信助(CV:戸松遥)の姿があった!



 密航者、信助くんハケーン。不審者の正体は宇宙ネズミならぬカネ持ち系の電気ネズミだったようだ。皆帆の推理、かすってる。



 場所をミーティングルームに替え一行は信助がどうしてこの船に乗っているのかを問いただす。信助は密航したことを素直に認め、謝罪する。

 さくらは信助が天馬の元チームメイトであることを見抜く。それを受け、信助がこの旅に出る直前に戦った雷門イレブンのひとりだということに他のメンバーもようやく気づく。

 天馬は信助をかばうような態度で信助を皆に紹介する。信助は自己紹介しがてら、密航者の存在が船内の騒動になってしまっていたことを改めて詫びる。つーことはあのスナック菓子を動物的に食い荒らしたのも信助だったのね……。お行儀悪い。


 そこにこの船の責任者であり信助のアースイレブン入りを認めなかった張本人、監督の黒岩流星(CV:佐々木誠二)がみのりを引き連れやって来る。

 天馬はそこで改めて信助をメンバーとして同行させて欲しいことを申し出る。信助もプライドを捨て、なんでもするから連れて行って欲しいと懇願(こんがん)する。黒岩は不気味に沈黙し、そして告げる。


黒岩「……どんな役割でも果たすというのだな?」


 軟化の雰囲気を感じ取った信助は黒岩の意に従うことを猛アピールする。黒岩はそこでようやく信助の同道を許可する。物理的に今さら地球に引き返せないから許可したような気もするのだが……。黒岩の軟化にみのりはさも意外そうな表情を見せるが、逆に信助と天馬は大喜びだ。



 天馬と同様、信助とは長い付き合いの葵もその決定を喜ぶ。他のメンバーも基本的に新メンバーの加入を歓迎するムードだが、ポジションがかぶる井吹がどう思っているのかは不明。


 メンバー加入が認められ、信助は殊勝(しゅしょう)に先輩アースイレブン勢に挨拶をする。サッカー歴は信助が先輩だが、このチームでは一番後輩だもんね。

 信助に最初に近づいて来るのは鉄角だった。威圧感ある表情で見つめる鉄角に信助はたじろぐが、鉄角は男気ある人間には胸襟(きょうきん)を開く性格の男だ。友達(この場合、天馬のこと)のために命懸けでギャラクシーノーツ号に乗り込むという信助の態度を気に入ったと評して、その勇気を称える。


鉄角「お前、男だ!!」


 正式にアースイレブンに選ばれた鉄角ですら宇宙に向けて飛び出すまではものすごく悩み葛藤(かっとう)したという経験があるだけに、天馬を助けたいという気持ち一つでこの船に乗り込んだ信助の気持ちはとても清々(すがすが)しく思えたのだろう。鉄角は自己紹介して信助に握手を求める。元ボクサーの握力で信助の手を知らず痛めつけてしまうというオマケ付きではあったが。

 鉄角が元ボクサーであることを信助は知っていた。驚く鉄角だったが、信助はイナズマジャパン(アースイレブン)の選手たちの個人データはすべて頭にインプットしていると笑う。

 その言葉は信助が自分たちを認め、興味を持ってくれていたことの証明でもある。一様に喜ぶ鉄角たち。だがその輪から少し離れた位置で信助を訝(いぶか)しげに見つめる男がいた。



 それはこういう友情ごっこが何より大嫌いな瞬木だった。友情よりもお金が命の彼は信助の存在を疎ましく思っているらしい。何だか不協和音の元になりそうな確執が……。


瞬木「イラつくんだよね、ああいう奴……」



 一方、黒岩の側近、みのりも信助を見つめながら黒岩に問いただす。黒岩の考えることをかなりの程度に把握しているであろうみのりですら、信助の同道を許可した黒岩の思惑は理解の範疇(はんちゅう)を超えていたようだ。

 みのりは信助が資格者……黒岩が求める「獣の力」の持ち主では無いことを挙げて信助の加入に疑点を表明する。黒岩は信助が密航してまでついてくるというこの事態を想定していたと不敵に笑う。

 メンバー入りを一度拒絶したのも信助の本気度を試したのかというみのりの質問はおそらく的を射ていたであろう。黒岩はそれに直接答えず、現在の12名にプラスして信助も必要な存在であることを語る。黒岩は明言しなかったが、そこから信助にも獣の力が備わっているということをみのりは読み取る。



 侵入者の問題も丸く収まり、これでワープを阻害する要因も無くなった。満を持してギャラクシーノーツ号はワープの準備に入る。各自決められた席に着き、その瞬間を待つ。



 ジェットコースターのシートベルトのような安全装置が彼らの身体を椅子に固定する。いきなりワープの話を聞かされてはしゃぐ信助が可愛いが、ジェットコースターだったら彼は身長制限ではねられていたと思われる。ちゃんと席が用意されていて良かったね。


 信助の浮かれぶりとは反対に、最前列の天馬の隣に座る神童は他の惑星に乗り込んでサッカーで戦うというこれまでの日常とはかけ離れた世界観に緊張の色を隠せない。

 真名部は皆に宇宙酔いに気をつけたほうが良いとアドバイスする。その言葉に、乗り物が苦手そうな好葉が緊張してしまう。


 カウントダウンがゼロを刻む。その瞬間、ギャラクシーノーツ号は歪んだ空間に突入し、宇宙空間にその姿を没してゆく。いわゆる亜空間、ワープ空間に突入したのだ。




 ワープ中の衝撃は想像以上に強く、彼らは歯を食いしばってその重圧に抗(こう)する。そして数秒の時を経て、ギャラクシーノーツ号はまたも宇宙空間にフェイドアウトする。

 ワープは無事終了したのだ。初めてワープという技術に接した天馬たちにはわずか数秒の時間が気の遠くなるような長い時間に思われたに違いない。ぐったりとシートにもたれかかり、神童は口を押さえて襲い来る宇宙酔いの吐き気と格闘する。美形キャラとしては嘔吐(おうと)するわけにも行かないもんな。



 マンガのようなナルト目になって目を回す信助。彼は加入早々、こういったギャグメーカー的な役どころに落ち着きそうな印象だ。鉄角が可愛い弟分を獲得した兄貴のような目線になっていて面白い。


 ワープしたギャラクシーノーツ号の眼前に、赤い惑星が迫る。アナウンスによればそれは【惑星サンドリアス】という星で、最初の対戦相手が存在する惑星ということらしい。


 太陽系外に存在する知的生命体が棲む惑星をその目で初めて確認した一同の前に、ホログラムで3D化したビットウェイ・オズロック(CV:津田健次郎)の姿が浮かび上がる。

 銀河連邦評議会のメッセンジャーである彼は中立的存在としてこの後の試合を確認する義務がある。彼はサンドリアスを砂の惑星と評し、頼まれもしないのに状況説明役を買って出る。


 ギャラクシーノーツ号はサンドリアスへの着陸体勢を取る。この赤い星がアースイレブンの輝くべき本戦初戦の決戦場となる。



 大気圏突入の衝撃に一同は悲鳴を上げる。衝撃だけでなく、空気抵抗で真っ赤に燃え上がるギャラクシーノーツ号の周囲を見て恐怖心を抱いたのだろう。

 地表のほとんどを砂漠が覆(おお)うサンドリアスは常に強い風が吹きつける過酷な環境の星らしい。オズロックはそのような過酷な地に適応したサンドリアス人は強い肉体と高度な運動能力を身につけていると忠告する。



 サンドリアスステーションに着陸したギャラクシーノーツ号。宇宙を移動して駅に停車する列車型宇宙船という形態からして「銀河鉄道999」のオマージュっぽい。乗ってる黒岩は沖田艦長ぽいので、今回の設定は松本零士テイストに溢れているな。


 オズロックはここで改めて、この大会の試合にはそれぞれの住人が棲む星の運命がかかっていることを告げる。健闘を祈ると言い残してオズロックのホログラムは消えるが、そのシニカルな笑みはここでアースイレブンが敗れようと当局は一切関知しないと言いたげな態度に満ちていた。




 その頃、この星間サッカー戦争を産み出す元となったファラム・オービアスでは、迫り来るブラックホールの脅威に怯えながら存続していた。


 王城のような建物に君臨する威厳ある姿の少女、ララヤ・オビエス(CV:高垣彩陽)は地球という辺境の地の代表チームが勝ち進んで本戦に進出していることに関心を示す。



 ララヤ・オビエス(CV:高垣彩陽)。その苗字、【オビエス】からも分かる通り、惑星ファラム・オービアスの支配階級。おそらく王か皇帝であろう。彼女の中の人がみのりと同じであることが、もしかしたら重要な意味を持ってくるのかもしれない。


 側近の説明を受けながら、ララヤは彼らの間に伝わる青い星の伝説の実現を危惧(きぐ)する。それは地球と関係のある伝説なのだろうか? そしてそれは彼らファラム・オービアス人にとっては都合の悪い伝説なのであろうか?

 映し出されたアースイレブンの試合を見ていたララヤの目が、ある選手の動きに釘付けとなる。それは必殺技「バイシクルソード」を撃つ剣城京介(CV:大原崇)の姿だった。

 ララヤは剣城の姿から何かを感じ取り、側近---ミネル・エイバ(CV:佐藤健輔)にあることを命じる。



 ミネル・エイバ(CV:佐藤健輔)。彼の中の人があの伝説の面白い髪型、カリフラキーパー三国太一(CV:佐藤健輔)と同じであることはたぶん何の伏線にもなってはいないと思われる。変な髪型(というか頭)な点は共通しているのだが。


ララヤ「あの者をわらわの前に連れて参れ!」


 ミネルはその要請に難色を示すが、ララヤはワガママな表情で再度命令する。主人にそこまで言われ、ミネルはそれ以上逆らうことが出来ない。頭を下げてその所望通りに行動することを誓う。立ち去るミネルを一瞥(いちべつ)することもなく、ララヤはモニタに映し出された剣城を食い入るように見つめていた。



 そんな陰謀が裏で画策されているとは思いもよらない剣城を含めた天馬たちアースイレブンは、物珍しそうに辺りを見回しつつサンドリアスステーションに降り立った。



 彼らを一人の女性が待ち受けていた。慇懃(いんぎん)な挨拶をするその人物はコーディネーターのイシガシ・ゴーラム(CV:遠藤綾)と名乗る。彼女の中の人がさくらとかぶってるのも伏線とは関係ないだろう(たぶん)。石垣ゴーレムみたいなごっつそうな名前だけど繊細で知的な美しさを醸し出す女性。


※注釈
 恐ろしいことにこのイシガシは男性でした。男性であろうが女性であろうがストーリー上の展開に変わりはないのだけど、これは騙されるよな。霧野蘭丸(CV:小林ゆう)を超える最高レベルの性別詐欺師だ!

 イシガシは試合までの行動の自由を告げ、この星での自由行動を認める。街の見物を提案され、さくらは即座に賛同する。異星人の生活に興味を示すのはある意味当然だろう。異論なく、一同はイシガシの案内のもと、市街地に繰り出す。



 ステーションから出てくる彼らを物陰から思惑ありげに見つめる一団があった。いかにも砂漠に適応した姿をした彼らは典型的なサンドリアス人の姿なのだろう。



 なんだか好戦的なサンドリアス人の視線に見送られたにしては、天馬たちの街見物は順調にスタートする。屋台でヤシの実に似た果物を売る店主は親切にそれをサービスで天馬と信助に手渡す。

 砂漠ではその果物の水分は貴重な水分補給手段なのだろう。それなのに気前よくサービスしてくれたサンドリアス人の店主は親切だ。天馬たちはその美味しさに舌鼓を打つ。

 遠来からの客人は手厚くもてなすのが彼らの流儀らしい。とても良い人たちなのだが、実は天馬たちはこの星と地球の運命を賭けて戦う間柄である。店主もそのことは承知している。それでも客人への義理を果たすというサンドリアス人の優しい心に天馬たちは感動する。

 店主は地球人を快(こころよ)く思わない連中も存在することを明かし、気をつけるよう忠告する。そんな天馬たちを、またも物陰から見ている人物の姿があった。どうやら店主の言う歓迎していない連中とは彼らのことらしい。



 ギャラクシーノーツ号の監督室に居残った黒岩とみのりはモニタで外部の様子を窺(うかが)っていた。地球人を敵とみなすサンドリアス人も存在することは想像に難くない。それなのに自由行動をさせた黒岩に、みのりは懐疑的だった。

 黒岩は、これからの戦いの重さをアースイレブンに思い知ってもらうためにも現地での様々な経験を積ませることを重視したらしい。確かに自分たちが守るべきものを守るためにあの店主のような人の良いサンドリアス人を犠牲にしなければならないとしたら……それは本当に重い事実であろう。



 その頃、九坂と好葉は現住の生物の可愛さに目を奪われていた。黒岩の気持ちも知らずにお気楽デート気分だな。動物好きの好葉にとっては他の星の動物も分け隔てなく可愛がる対象なのだろう。同調して頭を撫でようとした九坂だったが、その瞬間その愛玩動物はものすごい表情で牙をむく。



 ビビる両者。さすがに動物好きの好葉でも鋭い歯で噛まれそうなこの反応には引いてしまう。好葉といえどもムツゴロウさんレベルにはなかなかなれない様子だ。




 さくらは街角で見つけたきれいな服を見て瞳を輝かせる。後ろで購入した服を見せているサンドリアス人の少女の姿を見ると、おしゃれに気を使う若い女性の感覚は地球人もサンドリアス人も変わりないことがよく分かる。



 そして街中ではサッカーに興じる子供たちの姿もあった。人種どころか棲む星さえ違うというのに、サッカーの楽しさは宇宙共通であることをその目で確認して天馬と信助、そして葵は嬉しくなる。



 井吹と皆帆という珍しい取合せのコンビは、屋台で串に刺した焼き鳥状の肉を頬張ってその美味しさに相好(そうごう)を崩す。


皆帆「でもこれ何の肉だろう?」
井吹「さぁ……あっ!!」


 問われた井吹がふと見上げた先には、この肉の材料であろう生物の絵がにこやかに描かれた看板があった。



皆帆「見なかったことにした方が良いかも……」



 神童と剣城、そして座名九郎の3人は街中で繰り広げられているパフォーマンスに見入っていた。華麗にとんぼ返りを舞う女性の姿に、歌舞伎役者である座名九郎は感心していた。

 神童は冷静に、オズロックが語っていたこの星の人間の身体能力の高さをその芸から見抜く。剣城もその瞬発力の高さに目を見張っていた。さらに気になるのがこの砂漠特有の気候……ここは地球人である彼らにとっては完全にアウェイの地である。スタジアムの環境がどうなっているのか、気にならないわけがない。

 ただどんな環境であろうが地球のために負けるわけにはいかないと神童は決意を述べる。その考えはとりも直さずサンドリアス人も同じ意気込みで試合に臨んでくるはずなのだが。



 葵の買ってきたアイスを食べ終え、信助は満足な表情を浮かべる。ただ街歩きに浮かれていた彼らは他のメンバーとはぐれてしまっていることにそこでようやく気づく。

 階上から鉄角と瞬木が天馬たちに呼びかける。彼らも他のメンバーとはぐれてしまっていることにそこで気がつく。そこに好葉とこれまたはぐれてしまった九坂が駆け込んでくる。

 地理に疎い状況で別れ別れになってしまっている現状は好ましいものではない。地球人を快く思っていない者の存在を聞かされていた天馬は一度集合する方が良いと考える。

 他のメンバーを探しに行こうと信助が駆け出したその時、何者かがその行く手を阻み、ぶつかった信助は尻餅をついてしまう。彼らは物陰で天馬たちをじっと見張っていた、あの5人だった。


 地球人を快く思わない代表のような存在の彼らは敵意をむき出しにして天馬たちに迫る。睨(にら)み合う両者は鉄角が挑発に乗り、争う姿勢を見せる。試合を控えることを重視する天馬と瞬木はそれを止めるが、周囲でこの争いを見ていたサンドリアス人たちが収まらなくなっていた。



 しきりに戦うことを強要し始めるサンドリアス人たち。どうやら地球人に対する不満分子たちがこの周囲には少なからず居たらしい。

 こうなっては物理的争いを避ける手段は一つしかない。天馬たちも葵を除けば5人だ。鉄角は5対5のサッカーバトルを突きつける。



 急転直下、近くのサッカーグラウンドで勝負が行われる運びとなる。



 試合開始直前の布陣。キーパーの信助はさっそく存在感を示す。よく見たらちょうどFW、MF、DFのバランスが取れている。偶然にしては出来すぎ。


 サンドリアス側は誰がどのポジションが正しいのかまだ分からないが、左FWの位置に女の子が一人存在する。殿みたいな髪型のトノサマガエルキーパーはおそらく本業だろう。


 心配そうに見つめる葵は、この事態を止められる誰か(おそらくはコーディネーターのイシガシ)を呼んで来なければと考える。試合前の私闘など本来は許されるはずはないのだ。だが移動しようとした葵を悪い顔したサンドリアス人がその行く手を阻む。彼らは地球人と白黒つけるまでそれを邪魔するあらゆる行為を許してくれそうになかった。


 サンドリアスの女性選手がこの試合のルールを説明する。いわゆる1点先取のサドンデスかつ5on5方式の、前作イナクロでもよくあった対決法だ。視聴者的には馴染みが深い。挑発に弱い鉄角は他の選手たちの気持ちを顧(かえり)みずに独断で勝負を受けて立つ。ただ葵を除けば、彼らも地球人の力を見せてやるという気概に満ちていたとは思う。

 またも挑発を受けて熱くなる鉄角を諭すのは天馬だった。キャプテンらしくこの試合を早く終わらせるべきだと告げ、鉄角の気負いにブレーキをかける。何しろ周囲は地球人に敵意を抱いているサンドリアス人だらけなのだ。


 試合はサンドリアス人側のキックオフで開始される。受けて立つ天馬に、敵のリーダー格の男が突っ込んでくる。サッカーの戦法を無視したその突進に天馬はただ避けるだけ。天馬にかわされた男は勢い余ってグラウンド周囲の石柱に激突する。するとどうであろう、固いその石柱が砕けてしまった!

 その石頭、そしてその力のものすごさに天馬たちは息を呑む。この身体能力は地球人のそれを大きく上回っている! 男は最初から天馬を直接攻撃するために突進していた。人としての儀礼にもとる邪悪なそのプレーを見て、信助が怒りに燃える。


 男がドリブルを再開する。またも立ちはだかるのは天馬だったが、今度は技ありのスライディングで見事にボールを奪い取る。そして今度は地球人の得意パターン。瞬木が前に走り込む。天馬はそこにパスを送ったつもりだったが、地球とは違う重力のせいで、そのパスは大きく瞬木の位置を越えてしまう。

 信助からそれを聞かされ天馬は即座にそのことを心得る。そして仲間たちもそれを覚える。考えてみれば実戦前にこのような重力の違いに気づくことが出来たのは収穫と言えないこともない。


 パスには重力的な縛りで確信が持てない天馬は今度はドリブルで攻め上がる。だがサンドリアス人は2人がかりでそれを阻止に向かう。しかも卑劣なことに反則バリバリの体当たりで。



 卑怯なやり方でボールを奪い、リーダー格の男はこれがサンドリアスのサッカーだと嘯(うそぶ)く。互いに生き残りがかかっているのだから、綺麗事(きれいごと)は無しだというサンドリアス人の態度に、天馬は珍しく怒りをあらわにする。心配して駆け寄ってくる信助を制し、ゴールに戻るよう強い口調で指示する。



 そして試合再開。リーダーは何を思ったか、力ないボールを天馬に向けて蹴る。それを受けようとする天馬に、先ほど体当りしてきた男が迫る。今度こそ大怪我をさせられるかと思われたそのピンチを救ったのは九坂だった。



 天馬は無事だったが、九坂は腹を強打して立ち上がることが出来ない。あの喧嘩最強の九坂ですら立ち上がれないダメージを与えるサンドリアス人の身体能力はすごい。

 九坂を屠(ほふ)り、揚々とゴールに向かってくるサンドリアス選手。鉄角がその前に立ちはだかり、正当なプレーでボールを奪い返す。だがもう一人の選手にまたも反則のタックルを受けてしまう。こういう野試合は審判がいないから、反則し放題のチームはどうにも止めようがない。


 パスを回すサンドリアス、リーダーがボールを高く上げ、強烈なヘディングシュートを放つ。守るのは新入りキーパーの信助だ!

 だが信助の悪い癖である弱気の虫がここで出てしまう。石柱を破壊するほどの石頭で撃たれたシュートに恐れをなし、思わずその目をつぶってしまったのだ!

 失点の危機かと思われたそのプレー、阻止したのは天馬だった。恐れずに身体でボールを止め、失点の危機を救う。その威力に痛めつけられながらも天馬は敵を見据え、闘争心を漲(みなぎ)らせる。それはこれまでのラフプレーで倒された九坂や鉄角も同様だった。


 その闘志に、女性選手は少し感心した口調で褒める。だがそれは無駄なあがきだと決めつけ、左右に目配せする。三方から一斉に襲いかかってこられ、天馬はあわててボールをパスする。だが彼らの狙いはボールなどではなく、最初から天馬にダメージを与えることだった。3人に激しくぶつかられ、天馬はまたも地表に叩き伏せられる。


 ボールを押さえた瞬木だったが、このようなラフプレーで挑んでくる敵とは戦っていられないと、天馬に試合放棄を提案する。確かにこれはもはやサッカーバトルなどではなかった。

 だが天馬は瞬木にゴールを狙うよう命じる。試合を終わらせるには勝つしかないと断言する天馬の強い意志に瞬木は言葉を失う。

 サンドリアス人たちも天馬の続行という言葉に邪悪な笑みを浮かべる。彼らはここで天馬たちをつぶし、地球代表のチームを成り立たなくさせることが主目的なのだ。続行は望むところである。


 自分たちの星を守るためとはいえ、手段を選ばずにサッカーというスポーツを冒涜(ぼうとく)する彼らの行為は許せない。天馬はそういう気持ちだったのだろう。

 サンドリアス人たちは棒立ちになっていた瞬木に向けて走り出す。またも殺人的なタックルをお見舞いするつもりだった。動揺して動けない瞬木にタックルが迫る!

 閃光が弾ける。だがその直後、地面に倒れ込むのはぶつかっていったサンドリアスの選手たちだった。一体何故!?


 どうやら誰かが介入し、逆にサンドリアスの選手たちを吹き飛ばしたらしい。誰だと誰何(すいか)する彼らに向かい、大声で愚か者と罵(ののし)る男……。

 それは彼らと同じ、サンドリアス人であった。



 チームサンドリアスイレブンのキャプテン、カゼルマ・ウォーグ(CV:河西健吾)。背番号7番。誇り高き矜持(きょうじ)を持つ男らしく、卑怯な手段で天馬たちを痛めつけた部下たちを許さない態度を示す。


 カゼルマは仲間たちを強制的に解散させ、この試合と呼べない単なる憎しみのぶつけ合いを終わらせる。そして天馬たち地球人に向き合い、同胞の卑劣な行為を詫びる。

 カゼルマの態度に同じサッカーへの愛を感じた天馬は握手を求める。カゼルマは天馬たちを助けたものの敵という認識は変えられないとその握手を婉曲的(えんきょくてき)に拒絶する。


 正々堂々と決着をつけることを約束し合い、両者はそれ以上に馴れ合うことを避ける。お互いに自分たちの星という背負うものがなければ、きっと天馬とカゼルマは友達になれたであろう。お互いのチームのキャプテンという立場が彼らを不倶戴天(ふぐたいてん)の敵にしているだけである。


 信助はこの試合で良いところを見せることができなかった不甲斐なさを悔やみ、次の機会にはきっと頑張ってみせると心に誓う。次は井吹が正GKかもしれないけどね。



 舞台は再びファラム・オービアスの王宮へ。ミネルは剣城をこの場に連れてくる手段の手はずが整ったことを報告する。ララヤは彼らの間に伝わる伝承を暗誦(あんしょう)する。それによると彼らに危機が訪れた際、七つの光の先にある青い星の住人にその運命が委(ゆだ)ねられるという。それがどうやら地球のことを言い表しているという解釈らしい。

 ミネルは主人のために、地球代表を確実に敗北させ、絶対に表舞台に参上させないと誓う。彼ら、紫天王の名にかけて……。



 この紫に染まった姿……どいつも強そうだ。彼らがミネルの言う「紫天王」なのだろうか? 四天王じゃなくって、5人(ミネル入れたら6人)いるんだけどね。だから数字の四ではなく紫天王なのか。



 次回に続く。



  エンディング



 イナギャラが2週間お休みになっていたおかげでなんとか追いつけた。ただ今後も忙しい状況が続きそうなので、また引き離される可能性も否めないのだけど……。


 ついにベールを脱いだ新たな敵。天馬たちが実際に認識する近い存在だとチームサンドリアス。キャプテンのカゼルマは誇り高い選手だったけど、あとはあんな悪い連中ばかりなのだろうか? そしてまだその存在さえも知らない遠い存在として、ファラム・オービアスのララヤとミネルの存在。彼らの送り込む紫天王が今後の物語をコントロールする展開になるのではないだろうか。オープニングでも彼らの存在は目立ってたしね。

 サンドリアス人は砂漠に適応した人類だけあって、その姿は爬虫類や両生類を彷彿(ほうふつ)とさせる。異星人の姿は地球人とは違うという進化の可能性を表現したものであることは言うまでもないだろう。ファラム・オービアス人の尖った耳や角状のものも同様。



 次回は即試合というわけではなく、敵地での特訓パートになりそう。信助がゴールキーパーとして頑張るという内容になりそうだ。井吹という正GKが存在する中、信助は相当に頑張らないとレギュラーにはなれないだろうから。信助はDFも出来る選手である分、使いどころは多そうな気がする。



 ほとんどが砂漠のサンドリアスに雪山があるとは思えない。これはブラックルームでの特訓だろう。信助にとってはブラックルームも初めての経験になる。ものすごく過酷な特訓になることは間違いない。それにしては絵ヅラがコミカルなんだが。彼を気に入っている鉄角が特訓に付き合っている様子なのが微笑ましい。付き合い良いな。



  次回「暴走!ブラックルーム!!」に続く。



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