『イナズマイレブン』第124話「頂上決戦!! リトルギガント・後編」の感想

 震度6強地震が傷跡の癒えぬ東北地方で起こりました。東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の余震が未だ続いているという事なのでしょう。自然の脅威を本当に実感します。特に東北地方にお住まいの方は、大丈夫だったでしょうか?

 福島第1原子力発電所及び第2発電所は異常なかったとの事ですが、進展している事態が事態だけに心配されます。予断を許さない展開が続きますが、被災された方、現地で復旧作業に頑張っておられる方のご心中をお察しします。



 こんな時ですが、拙ブログでは恒例になっているテレビアニメ『イナズマイレブン』の感想を書きます。今回は2週間ぶりの再開、第124話「頂上決戦!! リトルギガント・後編」の感想。久しぶりの『イナズマイレブン』はやっぱり面白かった。


 なお、当ブログは、『イナズマイレブン』を視聴しての感想を、面白おかしく書く事をモットーにしています。その事に不快を感じる方はご覧にならないよう、お願いします。


 前回の感想は、
 『イナズマイレブン』第123話「頂上決戦!! リトルギガント・前編」の感想

 をご覧ください。今回の感想の前半部の感想です。


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 アニメ『イナズマイレブンGO』の感想は、こちら。


 戦いながら進化する「イナズマジャパン」の怒涛の攻撃に、ついに最強のキーパー、ロココ・ウルバ(CV:甲斐田ゆき)の鉄壁だった守りを破られ、動揺する「リトルギガント」の面々。監督の円堂大介(CV:藤本譲)の「コレがサッカーだ!」というユーモアを交えた激励に、己を取り戻すロココたち。勝負の趨勢は後半戦に持ち越された。




 ハーフタイム、リトルギガントの選手たちはイナズマジャパンのプレー中にも進化するその成長スタイルに驚愕し、ロココは武者震いでは無い、心からの畏れから来る震えを吐露する。しかしそれこそロココの喜びなのだ(結局、武者震い?)。最強の相手と戦える喜びは他の選手たちにも伝染し、メンバーは闘志を新たにする。そして良い雰囲気になったところで大介からの作戦が伝えられる。


 後半、イナズマジャパンは前半に活躍した風丸一郎太(CV:西墻由香)をベンチに下げ、ニヒルなハードモヒカンの不動明王(CV:梶裕貴)を投入。ストライカーを増やし、攻撃する気満々といった布陣。

 円陣を組み、メンバーに気合を入れるキャプテンの円堂守(CV:竹内順子)。




 イナズマジャパンのイケメン(上)と強面(こわもて)の皆さん。


 遅れてピッチに入って来たリトルギガント。ロココのユニフォームを見て、大介の作戦の一端が分かる。ゴールキーパーロココをFWに回し、立向居勇気(CV:立花慎之介)似の控えキーパーがゴールを守る。前半大活躍の「リトルギガントの染岡竜吾(CV:加瀬康之)」ことドラゴ・ヒル(CV:阪口周平)を下げてまで臨む布陣は、会場内を驚かせる。

 本戦では一度も採用された事の無い布陣で、イナズマジャパンにとってFWロココの実力は未知数。とはいえ、キーパーの時に放ったボールのキック力からして、只者では無い事は間違いない。

 キャプテンマーク以外の衣装を変えて、別の形で守に勝負を挑むロココロココのキック力を思い出し、油断するなと守に告げる鬼道有人(CV:吉野裕行)。「奴にシュートは撃たせねえ!」と力強く語る綱海条介(CV:阪口周平)。ただ綱海のこの言葉は、思いっきり空約束に終わるのだが……。

 豪炎寺修也(CV:野島裕史)がストライカーの意地に賭けて、点を取る事を誓う。「お前はその分、ゴールを守れ」と守に暗に仄めかす。


 後半戦が開始された。リトルギガントのボール。早速ドリブルで駆け上がるロココ。満を持して登場した不動が立ちはだかるが、特に何もせずに抜かれる。速さだけで度肝を抜かれ、実際にも横を抜かれたらしい。少しカッコ悪い不動。

 今度は吹雪士郎(CV:宮野真守)が必殺技「真スノーエンジェル」でボールを奪いに行く。てっきりこれもかわすと思っていたのだけど、あっさり奪われるロココ。この辺はゲームのテイストなのかも知れない。ロココ程の実力でも、必殺技を使われては取られてしまうといった様な。


 宇都宮虎丸(CV:釘宮理恵)を通して、前回ロココの壁を破る同点弾を放った基山ヒロト(CV:水島大宙)にボールが通る。チャンスだ! 躊躇いなく、得点した必殺技「天空落とし」を再び放つヒロト

 しかし、リトルギガントの壁山塀吾郎(CV:田野めぐみ)似のDFが技を発動させて天空落としの威力を弱め、そして控えキーパーがロココも使用していた必殺技「ゴッドハンドX」でキャッチして見せる。




 攻守ところを変え、今度はリトルギガントが攻める。ロココに最終パスを通す事のみを考えて攻め上がる。サッカーボールをボード状にして乗り回す無茶な技「エアライド」を駆使するマキシ・クゥ(CV:加藤奈々絵)。



 言葉だけでは多分伝わらないと思うので、絵も掲示


 だがイナズマジャパンも良く守り、最後のロココへのパスは通させない。



 壁山さんに絶対マークされるロココの図。


 一瞬の隙を突き、ロココにパスが送られる。綱海の頑張りでパスコースが変わるが、執念でボールに食らいつき、マイボールにするロココ。そして彼の必殺シュート「Xブラスト」が炸裂する。



 前回ようやく獲得した必殺技「ゴッドキャッチ」で迎え撃つ守。ものすごくカッコ良いエフェクトだったのだが、あっさり押し切られ、ゴールを許してしまう。ロココのシュートも凄かったが、あれだけ苦労してモノにした必殺技が、こんなに簡単に破られて良いのだろうか?

 どうだと言わんばかりに不敵に笑うロココ。可愛かったのに、すっかり不敵なキャラになってしまった。まぁそれでも可愛いけどね。


 ひとりひとり、点の強さだったリトルギガントの戦法が明らかに変わった。全員で協力して一つにまとまって戦うチームに進化しているのだ。その進化に気付いた観客席のフィディオ・アルデナ(CV:下野紘)。すごいシュートを撃たれ、手が痺れながらも闘志を燃やす守に、闘志を持って応えるロココ


 イナズマジャパンのボールで試合再開。不動が虎丸、豪炎寺に新必殺技を使う事を提案する。3人がかりのこの技はまだ未完成の技らしく、一か八かのシュートだったが、案の定、不発に終わる。


 マキシがリトルギガントの司令塔だと見抜いた鬼道が、マキシへのパスをカットする。鬼道自身、イナズマジャパンの司令塔故の気付きであろう。

 鬼道が豪炎寺にパス。豪炎寺、虎丸、ヒロトの3人の必殺シュート「グランドファイアG2」を放つ。しかしリトルギガントは控えキーパーのはずなのに、ゴッドハンドXの改良技「ゴッドハンドX改」でそのシュートをガッチリ止める。チームだけでなく、個人も進化している。

 リトルギガントは強過ぎるが故、これまでライバルと呼べるチームに出会って来なかった。しかし今ここに至って、お互いを高め合えるライバルとして、イナズマジャパンを見出したのだ。進化するリトルギガントは、イナズマジャパンが現出させたのだ。そして、イナズマジャパンが進化した理由も、またそこにリトルギガントがあればこそなのだ。

 その意味を知ったロココ。それに気付いたロココを満足そうな笑顔を浮かべて見つめる大介。


 他の選手たちもどんどん進化し始める。「エアライドV2」で敵陣に切れ込むマキシ。相変わらず無茶な技だ。ますます強くなるリトルギガントを向こうに回し、我らがイナズマジャパンも負けてはいない。ボールを奪取し、鬼道が指笛を鳴らす。不動とアイパッチが似合う佐久間次郎(CV:田野めぐみ)の3人で、こっちも無茶なシュート、「皇帝ペンギン3号G3」を放つ。




 皇帝ペンギンが空を飛ぶという無茶なシュート。


 しかし敵キーパーは更に進化した必殺技「真ゴッドハンドX」でペンギンたちを迎撃する。同点のシュートは決まらず。


 そしてリトルギガントの逆襲。ロココにボールが繋がり、2点目を挙げたXブラストを守に放つ。守も更に進化した技「ゴッドキャッチG2」で見事に止める。
 
 そして守からパスを受けた鬼道。鬼道、吹雪、ヒロトの3人で放った渾身の必殺シュート「ビッグバン」が真ゴッドハンドXの牙城をこじ開け、遂にイナズマジャパンが同点に追いつく。



 キーパー大丈夫か!?


 大丈夫じゃなかった。すごいシュートで手首を痛めたキーパーに代わって、再びロココゴールマウスを守る事になる。代わりに入った紅いバンダナのFWが眠そうな顔で、吹雪と似ていて可愛らしく、楽しい。


 ここからは、両チーム進化しまくりで、必殺技のインフレ状態になる。


 お互いが進化した必殺シュートを撃ち合い、それをお互いのキーパーが進化した必殺技で止めるという、壮絶な応酬。再び放たれたビッグバン。真ゴッドハンドXですら止められなかったこのシュートを、ロココはどうやって止めるのか?



 

 なんと、ここで新必殺技「タマシイ・ザ・ハンド」を発動させるロココ。イナズマジャパンに勝ちたいという彼の心から生まれた新必殺技で、ビッグバンを止めて見せる。並みの進化を越えたロココの超進化に、恩師である大介も驚愕する。ここでBGMに流れる挿入歌「つながリーヨ」がカッコ良い。


 どちらも譲らず、最高の試合展開を演じる両チーム。ボールを奪ったら奪い返される、奪われたら奪い返す。


 大介がここでリトルギガントのメンバーに「胸のおもりを外せ」と指示する。一瞬、まだおもりを付けていたのかと思ったが(イナズマジャパン側はビビっただろうな……)、それは物理的なものではなく、心の中でセーブしているものを、後悔しない様に取り払えという指示であった。

 その言葉でまた動きが良くなるリトルギガントのメンバー。「ヒートタックル」で壁山さんを弾き飛ばすが、これって反則じゃないの? モロに当たってる気がする。



 必殺技に、巨漢の壁山さんも吹っ飛ぶ。


 そしてキーパーのロココが意表を突くオーバーラップ。進化した必殺シュート「XブラストV2」を放つ。ゴッドキャッチで迎え撃つ守。果たしてゴッドキャッチは進化して、ロココのシュートを止められるのか?




 以下、次回に続く!




 次回はいよいよこの闘いに終止符が打たれる。イナズマジャパンが勝つと思うんだけど、それでも、目が離せないよね。



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