未だ知識不足なまま語る『イナズマイレブン』第120話「フィディオの友情大特訓!」の感想

 本題前に、今朝ニュージーランド地震の情報を書いて保存したつもりだったのだが、見事にデータが全部消えてしまっている。はてなダイアリーの本来の機能とは別の形でバックアップしておかないと、本当に徒労感に襲われる仕様だねぇ……。

 大した情報では無かったので要約するが、ニュージーランドにはクジラと絡めて日系人を人種差別する風潮があり、これまでは正直あまり良い感情は持っていなかった。ただ今回は日本人を含めた被災者全ての人命に関わる事なので、全力で援助すべきだ。

 日本とよく似た形の島国は、地震大国という面でも日本とよく似た国だったらしい。同様に地震大国の日本はこういう時に救助の手を差し伸べ、信頼を勝ち取るべきだと思う。災害発生後72時間という生存者救出のリミットが近づくが、諦めず最後まで救助に全力を尽くして欲しい。



 さて本題。恒例になって来た『イナズマイレブン』テレビアニメの感想。今回は第120話「フィディオの友情大特訓!」を観ての感想だ。毎回自信無さげに付けているタイトルからもお分かりの通り、相変わらず知識は殆ど無い状態。今回で知識量は3%ぐらいになったかな? このペースなら、220話を観る頃には、きっと知識も限りなく100%近くに達し、万全になっている事だろう(あと2年は掛かる計算だが)。

 前回の感想は、
 相変わらずうろ知識で語る 『イナズマイレブン』第119話「最強のライバル!」の感想
 をご覧ください。


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 前回で最強のライバル、ロココ・ウルバ(CV:甲斐田ゆき)の、自らを凌駕する高い実力を目の当たりにし、凹まされたイナズマジャパンのキャプテン、円堂守(CV:竹内順子)。ロココを、そしてロココを鍛え上げた祖父・円堂大介(CV:藤本譲)を越えるべく、新たな必殺技を編み出そうという思いを強くする。

 砂浜でタイヤを受け止める特訓を繰り返すが、焦りばかりが前に出て、新必殺技を体得しようと考えれば考えるほど上手く行かず、「ガン・シャン・ドワ〜ン!」の掛け声も空しく、タイヤに弾き飛ばされてしまう。思いが空回りし、壁に突き当たってしまった守。

 そんな守の元を、準決勝でロココのチーム「リトルギガント」に8対0という大差で敗れたイタリアチーム「オルフェウス」のキャプテン、フィディオ(CV:下野紘)が訪れる。決勝でイナズマジャパンと対戦するという約束を守と交わしていたらしく、それが果たせなかった事を守に謝罪するフィディオ。

 オルフェウスのメンバーも、リトルギガントに大差で敗れるという不甲斐ない状況のまま大会を去るという事に忸怩たるものがあるらしく、イナズマジャパンに、一度戦った立場から、仮想リトルギガントとして練習相手になる事を提案する。

 リトルギガントのチーム力を説明するフィディオとケツアゴ。閂(かんぬき)を意味する、イタリアのカテナチオすら効かない相手では、正直イナズマジャパンに阻止する術(すべ)は無いと思われるのだが、攻略の糸口を見出す為に、とにかく練習試合でその戦略を肌で体験する事にする。


 練習試合が開始された。鬼道有人(CV:吉野裕行)はベンチスタート。鬼道はMFとしてチームの組み立てをする立場にあるので、おそらく冷静に俯瞰(ふかん)的に試合展開を見極めさせる為だろう。代わりに前半の組み立て役を任された意地悪なハードモヒカンくんは、不動って名前。だんだん分かって来たぞ。フルネームはエンディングから、不動明王(CV:梶裕貴)と判明。「ふどうみょうおう」ではなく「ふどうあきお」ね。

 15分ハーフという変則的ルールを告げるフィディオ。疑問に思う守。何故15分という短い時間なのか? 更にケツアゴ以外の全選手がFWという物凄い布陣を組み、イナズマジャパンメンバーの度肝を抜くオルフェウス

 素早いパス回しでイナズマジャパンの守備を翻弄し、一気にフィディオのシュート。ロココにあっさり止められた必殺技「オーディンソード」に改良を加えたシュートに、新必殺技を合わせようとする守。だが全く止める事ができない。先制点を許すイナズマジャパン。

 イナズマジャパンのキックオフ。すると今度は全員がDFになるオルフェウス。人数が倍になるというリトルギガントの戦法とは、全員攻撃、全員守備という点にあったのだ。たちまち周りを囲まれ、ボールを奪われる風丸一郎太(CV:西墻由香)に豪炎寺修也(CV:野島裕史)。

 壁山塀吾郎(CV:田野めぐみ)さんの必殺技もあっさりスルーされる。か、壁山さーん!? 再びフィディオのシュート。止められない守。なす術なく2点目を献上してしまう。


 攻撃、防御両面で全選手がフルに動き続ける故に物凄い運動量を要される戦法で、だからこそオルフェウスには15分が限界の戦法なのだが、リトルギガントはフルタイムでこの芸当が為せるという事でもある。ハーフタイム、決勝で戦う最強の対戦相手の完璧さに慄然となるイナズマジャパンの面々。

 そこに声を掛けたのが、かつてリトルギガントでチームオペレーターだった雷門夏未(CV:小林沙苗)。「完璧なチームなど無い」と、他ならぬリトルギガントの監督である大介の言葉を用いてメンバーを鼓舞する。

 後半、ベンチで温存していた鬼道ら4人を投入するイナズマジャパン。攻撃を担当する豪炎寺と宇都宮虎丸(CV:釘宮理恵)の軽口を聞いて少し余裕が出る守。虎丸は相変わらず可愛いツンデレ釘宮声で笑ってしまうんだけど。

 自らのミスキックに対するオルフェウスの反応から、思わぬ穴、攻略法を発見する鬼道。相手の予期せぬ行動を取れば、一瞬対応が遅れ、隙が生まれる。そこから突破口を見出し、皇帝ペンギンが空を飛ぶという無茶な必殺技からFW豪炎寺に繋がり、シュートに持ち込む(この辺、文章で説明すると馬鹿みたいだけど、本当にやってるんです)

 1点を返したイナズマジャパン。攻撃面では確かな糸口を見出せた様だ。後の問題はディフェンス。なんせリトルギガントはイタリア相手に8得点のチームだからして。

 しかし相変わらずフィディオのシュートを止められない守。立て続けに失点してしまう。でもこれって守のせいじゃなく、むしろ簡単にシュートレンジに入られるDFが酷すぎる気がするけどね。守の鍛錬の為には、それも良いのかもしれない。リトルギガントとの本番が大いに心配だが。


 「円堂さん、まだ1本も止めてないっ!」

 守が1本も止められない事をさりげなく監督たちにアピールする控えゴールキーパーの立向居勇気(CV:立花慎之介)くん。正ゴールキーパーの座を獲得する為なのか、顔に似合わず腹黒い。試合終了間際、フィディオの放ったシュートに新必殺技を発動させる守。ここでシュートを止めたりしたらベタな王道展開だったのだが、その最後のシュートも止められずに終わるところがちょっと新しかった。



 意外と腹黒かった立向居勇気くん(後ろ)と被害者の円堂守さんの図。



 最後までフィディオのシュートを阻止する事はできなかったが、この練習試合の中で確実に何かを掴んだ守。「ゴッドキャッチ」と名付けられた新必殺技がベールを脱ぐのは、本番のリトルギガント戦で、という事になりそうだ。


 以下次回に続く。



 今回のチーム「オルフェウス」。なんか天使みたいな可愛らしいチビキャラが目立っていた(比喩表現じゃなく、ホントにふわっふわのエンジェルヘアーに天使の輪っかを載せている)。で、その天使くんの顔より大きい拳の持ち主のケツアゴも、今回はフィディオと同じぐらい大活躍していた。キーパーは掌がでかいのは理解できるけど、コイツのは超人的。ちびっこい天使くんが十分掌に乗るだろう。3人ぐらい乗れるかもしれない。

 あと守がケツアゴに感謝の言葉を掛けるシーンで分かったのだが、ケツアゴの名前は「ブラージ」というのか。「ケツアゴールキーパー」という愛称まで考えていたのに、正式名称が分かってしまっては仕方が無い。次回からはこの名前で書こう。

 エンディングより、ケツアゴの正式名称はジジ・ブラージ(CV:佐藤健輔)という事が分かった。天使くんはアンジェロ・ガブリーニ(CV:折笠富美子)。こっちはウィキペディア調べ。声優の折笠富美子は、マネージャーの木野秋と2役やってるのね。



 ふわっふわエンジェルヘアーの可愛いアンジェロくん。輪っかも付いてる。



 思っていた以上にケツアゴがゴツいブラージくん。手もデカい。何もかもデカい。



 次回から、『イナズマイレブン』の放映時間が変わるせいか、来週は総集編の様な話になりそう。決勝前に、どんだけ引っ張るんだ? 前夜祭でワクワク感を引っ張るのが上手いと前回評したけど、これはやり過ぎですやろ?

 ただ総集編でこれまでの展開を復習というのは、にわかファンの当方的には世界観やキャラクターの名前など、いろいろ勉強できて助かる気もする。

 とにかく次回も目が離せない。にわかの当方としては特に。来週からは開始時間が夜7時からになるので、見逃さないように気をつけよう。みんなも気をつけろよな(円堂守調)。


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