【またVIPPERが】 第2回「イナズマイレブン」人気投票 【悪ふざけ】

 本題の前に、ちょっとショッキングなニュース。

  コナミ、ハドソンを完全子会社化!…ハドソン上場廃止へ


 『桃鉄』や『ボンバーマン』で有名な株式会社ハドソンが、コナミに吸収される事になったらしい。第一報を知って「(株も)買わなきゃハドソン」というフレーズをコンマ2秒で思いついたけど、2ちゃんスレの相当前の方で既に使われてて、誰でも思いつくフレーズだよなぁ、と凡人がっかり。

 高橋名人は相当過去の人のイメージだけど、この人に象徴されるように、独自性のある社風というか、カラーのあるゲーム会社だっただけにちょっと残念なニュース。北海道資本の会社が失われるというのもまた残念。せめて無くなる前にもうひと花、バグってハニって欲しかった。



 前回のエントリーで書いた通り、当方は今週初めて『イナズマイレブン』のテレビアニメを観た。にわか『イナズマイレブン』感想家としては、ブラジルチームのキーパーが、ブラジルらしさを出そうとしてカポエイラで相手シュートを阻止するという本末転倒な設定(キーパーなんだから、手を使おうよ)に笑いつつも、必殺技サッカーという、従来のリアル路線のサッカーものとは違った面白さに惹かれた。さすが、ゲームメーカーの「レベルファイブ」が原作なだけはあると思った。「いきなり王者の国を撃破した」の巻から観てしまったのではあるが、今後の展開も楽しみである。

 その他感じた印象としては、必殺技のシーンが同じ見た目、つまりシーンの使いまわしをしているところに製作側の上手さを感じた。1話あたりの作画や構成が楽になる作りをしている(シーン中の声優の演技も使いまわしているかもしれない)。厳しい目で見ればそれは単なる手抜き方式であって、従来だと褒められた手法では無い。しかし主要な視聴者層であるちびっこたちは、ゲームでおなじみの必殺技を見せられる事で、ゲームの興奮をそのままにワクワクしてアニメを観ているのではないかと思われる。繰り返し「見せられる」事を「魅せられる」と言い換えても良い。ゲームを原作にしている事で、手抜きと言われても仕方ない演出を逆手に取った巧みな方式だと思った。


 で、以前触れた『イナズマイレブン』の人気投票の件の続報。一昨日のテレビの感想も言いたかったんだけど、それよりも実はここからが本題。

 第1回人気投票時の騒動については、

 「イナズマイレブン」の人気キャラクター投票結果の結末が異常に面白い
 【VIPPERに】 「イナズマイレブン」人気投票に運営側の不正投票操作? 【聞いてみた】

 をご覧下さい。



 前回の投票結果を端的に表す、誰かが作った労作の壁紙。



 前回のVIPPERの行動とその後の展開を思うと、傍目から見ても実に不安な状態で、第2回の『イナズマイレブン』キャラクター人気投票が1月8日から始まった(リンク先はオフィシャルサイト)。

 1日に投票できるのは1回、さらに前回の五条勝さんの1位という悪ふざけを許さない様に、運営側は不人気キャラと女性キャラを投票対象から排除する徹底ぶり。具体的には「劇場版イナズマイレブンで、一番活躍したと思う選手に1票を入れてくれ!」という映画を大義名分にした大枠を決めて、劇場版で未来から襲来してきた敵チーム「オーガ」と闘う「雷門(らいもん)イレブン」キャラに限定するという事までして、無法地帯再現の予防に躍起になった。

 だが、そんな事で大人しくなるほどVIPPERは甘くはなかった。


 

 次のターゲットはコイツだった……。

3 名前: ばっしーくん(東京都)[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 01:02:41
次はこいつだな


 その日のうちに、早くも制度を蹂躙されている……(笑)。



 本日(1月21日)現在でVIPPERが推す「壁山塀吾郎」は15万票あまり。2位の「飛鷹征矢(コイツにもVIPの力が働いているらしく、3位以下にダブルスコア。正統派イケメンというより、トリッキー系の顔立ちのせいだろうか?)」の4万票あまりに10万票以上の差をつけてぶっちぎり状態で、相変わらずの容赦ない組織票展開に笑ってしまった。VIPPERは多分、映画を観ないで投票してるだろうし。腐女子やちびっこたちの票は、ある意味まともな動機の分、分散してしまう傾向にある訳で、壁山1点張りのVIPPER相手には前回以上に分が悪い。壁山ファンの子どもたちが多く存在する事に希望を繋ぐしかなさそうだ。

 ただVIP側も前回で飽きたのか、運営側の「10位まで全員壁紙」という対策に懲りたのか、前回ほどには盛り上がっていないような気もする。1日1票という事で、総票数自体が少ない分、そう見えているだけなのかもしれないが……。




 次のカベガミは、1位から3位までなんてケチな事を言わずに対象全キャラを起用すると最初に言明されている。ただ1位キャラが真ん中の一番良い位置に描かれるという公約は今度は果たされるのだろうか? 壁山という名前だけに、カベガミの主役になるのもありなのかもしれない。当方が、いたいけなちびっこ「イナイレ」ファンだったら100%泣くけど。


 個人的に結末を予想すると、壁山はデカイからと後ろに置いて、前に主人公「円堂守(「エンドを守る」とは、まるで「奇面組」の様なネーミングだ)」を配置したりするんじゃないかな?

 何らかの形で今回も運営大勝利、VIPPER敗北の結末になりそうな予感が物凄くする。運営側がどういうトリック(ちゃぶ台返しとも言う)を駆使するのかも注目したい。なお、投票は1月31日の24時までなので、現在も受付中である。あと10日間、ご興味がおありの方は投票するのも面白いかも。上記リンク先からどうぞ。単に壁山のぶっちぎりぶりを見て笑うのも良し。

 ちなみに当方は、「吹雪士郎」に1票。イケメンでベタにカッコ良いじゃん。ただ当方も映画を観ずに見た目だけで投票しました。VIPPERの事は言えませんね。どうもすみません。


人気ブログランキングへ
この記事が面白いと思われたら、押してください。



桃太郎電鉄WORLD
桃太郎電鉄WORLD
posted with amazlet at 11.01.21
ハドソン (2010-12-02)
売り上げランキング: 178