高岡蒼甫さんのtwitterから始まった韓流ゴリ押し拒否騒動 (その3)
昨日の続き。毎日更新しないと話に追いつけなくて、えらいものに手を出してしまったと若干後悔していますが、睡眠時間を削られつつ今日も書きます。興味の対象でもありますし、昨日のここでも書きましたが、全く自分と無関係とも思えない話なので。
これまでのこの件に関する記事は
でご確認ください。
高岡さんのtwitterでのつぶやきから始まった今回の騒動、韓流放送がいかに常軌を逸した量放送され、それにうんざりしていた人たちがいかに多かったかを証明するように拡大し続けました。
また高岡さんを事実上解雇し、芸能界から干すという形で収拾を図ろうとした事務所の態度も大きな問題でした。20代の前途ある一人の俳優をレイシスト、差別主義者の汚名を着せて抹殺しようとするその後のテレビメディアの行動と合わせ、高岡さんが最初に意見したtwitterを中心にネットでは賛否分かれた議論が続いています(私見では9割以上が高岡さんの意見支持のようですが)。
前回は高岡さん発言に疑義を呈した有名人の意見を取り上げましたが、今回は「韓流ゴリ押し放送に異議あり」の提言に賛同、応援する有名人の方々の意見を見てみましょう。
大きく話題となったのが、お笑いタレントのふかわりょう氏のラジオ番組での発言。
ニコニコニュースより引用
ふかわりょう、テレビ局の「韓流推し」騒動に「テレビは完全に終わった」
NCN 2011年8月1日(月)17時49分配信俳優の高岡蒼甫さんがツイッターでの発言で事務所を退社する事態にまでなったテレビ局の「韓流推し」騒動。この騒動について、芸人のふかわりょうさんが2011年7月31日、自身がナビゲーターを務めるラジオ番組「ROCKETMAN SHOW!!(ロケットマン・ショー)」で「テレビは時代を映す物ではなくなった。完全に終わった」と話し、危機感を訴えた。
ふかわさんは番組で、「本当のことか分からない」としながらも、韓国政府が日本の「ある局」にK-POPアーティストを取り上げるようお金を渡していたり、その「ある局」がK-POPの楽曲権利を持っているためにK-POPを多く流していたりすることがあるならば、「影響力が凄い公共の電波を使って、一企業の私腹を肥やすようなやり方を推進するのは違反だと思う」と語った。
さらに、ふかわさんは、
「僕が(この番組で)自分の曲を毎回フルコーラスでかけていますが、それとどう違うのか。それは単純に量の問題だと思うんですよ。あまりにも行き過ぎては駄目。メディアに関しては、日本はブレーキをかける機能が働いていない」
とし、続けて、
「いくらネット上で『わぁわぁ』騒いでも、基本は変わらない。テレビは時代を映す物ではなくなったと思った。完全に終わったと思いました。いろんな情報が錯綜しているなかで、テレビの画面を通して世界を見ていたら、自分が痛い目にあう時代になってしまった」
と危機感を訴えた。
この発言に対してインターネットでは大きな反響があった。掲示板などではふかわさんの意見に賛同する書き込みが多くされており、「今度はふかわりょうが消される」といったふかわさんの芸人生命を心配する声もあった。
その一方で、ジャーナリストの江川紹子さんが、ふかわさんの発言に対して「自分の経験を語って批判するのはいいけど、確認もせずに非難するのはいかがか。しかも『公共の電波』を使って」とツイッターで疑問を呈しており、賛否両論だ。高岡さんのツイッターから始まったテレビ局の「韓流推し」騒動、まだまだおさまりそうもない。
(中村真里江)
◇関連サイト
・81.3 FM J-WAVE : ROCKETMAN SHOW - 公式サイト
http://www.j-wave.co.jp/blog/rocket/
ふかわりょうさん。
慎重に言葉を選びながらも、確かな正論を言っていると思います。動画で話すふかわさんの、ものすごく言葉を選びながら話す様が、この問題がいかに巨大な地雷なのかを浮き彫りにしています。とても勇気ある発言、行為だと思います。黙っているのが一番安全な中、覚悟を持った人の意見はそれだけで説得力を持ちます。
「内P」の頃によく見てましたけど、正直ふかわさんがこれだけ骨のある芸人さんとは思ってもみませんでした。まぁ嬉しい誤算なんですけどね。
韓流ゴリ押し、高岡発言抹殺にまい進する日本のテレビメディアがおかしいと感じる芸能人の方は、今がチャンスだと思います。3人目以降がどんどん続けば、さすがに無視、黙殺し切れないと思うのです。
そのふかわさんの意見にジャーナリストの江川紹子さんが噛みついたという情報も上記記事に書かれていますので、これにも触れておきましょうか。
江川紹子さん。
RBB TODAYより一部抜粋
そんなふかわに対し、江川氏が「自分の経験を語って批判するのはいいけど、確認もせずに非難するのはいかがか。しかも『公共の電波』を使って」とツイート。読者からの「ふかわりょうさんの発言全て聞いた上で発言されてますか?」といった質問に対しては「がまんして半分聞いた」「中身のないのに半分も、聞いた」などと答えた。
(赤字は引用者)
一見正当な批評に聞こえるかもしれませんが、赤字部分を見れば、いかにいい加減にこの意見を発したのかが良く分かります。このヒトはふかわさんの意見を半分しか聞かずに発言しています。しかもその理由をふかわさんの話の中身が無いというせいにしてご自分の怠慢を相殺しようとしています。ジャーナリストとしてこの態度は如何かと思います。
それも「ふかわりょうさんの発言全て聞いた上で発言されてますか?」と質問されてから認めている点に注目。最初から「半分しか聞いていないけど意見します」と言うべきです。言わなかったのは、そう言うと説得力に欠ける事を自覚されていたのでしょう。もしかしたら全く聞かないまま、ふかわさんの発言の一部を書き起こした書き文字だけを見た上で、韓流ゴリ押しに疑義を呈するふかわさんを攻撃したのではないかとすら邪推してしまいます。
ご本人のツイートで書かれていましたが、江川さんはふかわさんの事を知らないそうです。ではなぜわざわざこの問題に口を挟んだのでしょうか? ふかわさんの発言もちゃんと最後まで聞かないで。知らない人の発言そのものを批評するなら、その発言部分を全部聞くのが最低限の礼儀ではないでしょうか? ツイートされた「確認もせずに非難するのはいかがか。」の部分が思いっきりブーメランになっています(公共の電波を使っていないところが救いですが)。
江川さんの本はオウム真理教の関係を含め何冊か読んで好意的に見ていましたが、今回の件では全く理解に苦しむ行動を取られたと思います。オウムの頃は、面倒がらずにルポされていたのに……。
ふかわさんの場合は疑問という形での意見表明でしたが、ここからはもっと明確な高岡さん発言への賛同の意見を紹介します。
「フジテレビは韓国のテレビ局かと思う」と発言し、批判されている俳優がいるそうです。テレビで韓流ドラマが一日中流れていることに私も違和感を感じています。公共の電波を使って韓国の情報戦略に協力することは止めてもらいたい。しかし、どこからかカネでも出ているのかもしれません。http://twitter.com/#!/toshio_tamogami/status/96868779996364801
田母神俊雄さん。
政治家から中田宏元横浜市長と、片山さつき参院議員のツイート。
中田氏
「正論言ってるよね。ずっとそう思ってた。一体どこの国のテレビって感じ。」
「商業主義にどっぷり浸かってます。数字取れるなら、売れるなら•••ばかり。夕方のニュースとか、ほとんどグルメ番組。」片山氏
「片山さつきです。何人かの私のフオロワーから、貴殿の身の上に起きたことについて、どう考えるか、何かできないのか、とのツイートを頂きました。ご連絡をお待ちしてます」
「高岡氏からDMを二度頂き、彼の俳優としての才能が今後も生かされるように配慮しつつ、皆さんと問題を一つずつ掘り下げていきたいと思います。早速色々過去の事で中傷する動きがあるようですが、ツィッターでは、彼が提起し皆さんが共有する危機感に焦点を当て、攪乱勢力を排して行きましょう!」
タレントの高岡蒼甫が韓流のフジテレビを批判し、事務所からクビになりました。乗っ取られているテレビ界の内実を知って我慢ができなかったのでしょう。マスコミ内部にも志を持った日本人はいる筈です。日本が危機に直面している今、若い人達が早く覚悟を決めることを期待しています。
http://nakayamanariaki.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-5057.html
いずれも当方の意見と大体同じで補足の要を感じません。政治家さんや影響力の大きい人たちのこういった発言は強力な援護射撃になっていると思われます。
【おまけ】
フジテレビのYOUTUBE公式チャンネル炎上の件。当方も友人に聞かされて数日前に見に行ったのですけど、秒単位で批判コメントが続々と書き足され、削除されまくっているというのにページがどんどん進行するという凄まじい状況でした。それも特定数人が書き込んでいる訳では無く、違う名前で長文の批判コメントが次々と書き込まれるところに、怒りの広さと深さが窺えました。
だけど民放テレビ局にとって本当の嫌ダメージは、スポンサーへの圧力らしいです。フジテレビのメインスポンサーである花王にはすでに多数の視聴者からの批判電話や不買運動にまで発展しているそうです。
フジテレビの韓国推しに対してネットのスポンサー不買運動が激化! 『花王』は犠牲に……
時間が無いのでまた尻切れっぽくなってしまいましたが、この件でまた何か動きが有ればここでお伝えしたいと思います。
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