一昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」の雑感

 昨日の酔っぱらいの殴り書き、冷静になって読み返すと筆が過ぎたかも知れない。どうも大泉洋以外の有名人のファンの方々を敵に回した様な気がしてならないのだ(見方によっては、大泉洋ファンが一番激怒しているかも知れないが……)。ワンピースの実写というものに対する嫌悪感をも含めて、全ては個人的な主観からの発言であるので(圧倒的多数の客観意見でもあった大泉洋を除く)、いち漫画ファンの戯言と聞き流して頂ければ幸いに思う。実際に実写化が決定したという訳でも無い訳で、いちいち目くじら立てて否定するほどの話題でも無かったと言えるし(除く大泉洋)。ただこう書いても、おそらく香取慎吾」で検索して来て下さった方はもう二度と見に来てくれないだろうなぁとは思う。「大泉洋」で検索ヒットされた方の今後の動静は当方、どっちになるか大いに気にしている。出来れば皆さん、今後も見に来て欲しいな(大泉洋本人を除く)。

 ……こんなにおちょくった文体で書いてたら、本当にもう二度と来てくれないだろうなぁ。今後は大泉洋の話題はおそらく減るだろうから仕方ないか。この2日で一生分の「大泉洋」という文字を書いた気がするし


 さて本日は個人的私怨で先延ばしになっていた、日曜日の「たかじんのそこまで言って委員会」を観ての感想を書きたい。事前に予測した通りの内容だった訳だが……。

 前回の雑感で「『いわゆる左』の側の意見が陳腐過ぎて議論になる以前」と書いたけど、今回はまさにその極致だった。今回はもう個人名を書いちゃうけど、田嶋陽子氏が駄目だからって、新社会党原和美氏ってねぇ……。お花畑代表を増やしてどうするのよ。稚拙すぎて、むしろ視聴者にサヨクに対する予断と偏見を与える為に遣わされた、保守勢力の工作員かと思うぐらい(だとしたら、右翼大成功、右翼大勝利ですな)。

 前列4人の女性が自民党の議員3人と金美齢さんという、保守的意見を述べる方達で、後列4人の女性がお花畑の2人と中国人の芥川賞作家とノンポリの女性タレント(戦後民主主義代表)という構図。上段と下段で悉(ことごと)く意見が食い違うのも予定調和だったけど、上段の言い分がまさに冗談になってしまう程の空理空論なのに対して、下段の意見はいちいち詳細で的を射ており、説得力があった。特に稲田朋美議員が良かった。他の2人の議員が傍目にガツガツ発言を求め、視聴者の前で手柄を求めるかの様に見える中(失礼な着眼かも知れないが、飽くまでも当方の主観)、誰が発言しても同様になる意見はその2人に任せて、自分の専門的な分野で持論を静かに、それでいてキッパリと述べる姿には感心してしまう。櫻井よしこさんタイプかな? 保守の世界では以前からかなり有名な方だったそうだが、不勉強ながら当方は良く知らない人だったので、右のニューヒーローもとい、ニューヒロインの誕生に快哉を叫んだ。それに引き換え、左はどうしてあんな……(失笑)。

 尖閣漁船問題に関しては上下の現実感(更には責任感)の差が特に顕著で、今軍事力を増し、攻撃的に出ているのは果たしてどちらなのか、拳を振りあげて挑発の限りを尽くしているのは誰なのかを上段の側は前提からして誤魔化して認めようとしない。サヨクは日本国内より、中国に行ってまずそのご立派な平和主義でもって説得しなさいよ。おそらく帰って来れなくなるだろうけど、その時初めて日本にある言論の自由の有り難さを噛みしめなさい。ノーベル平和賞受賞者を拘束して言論弾圧する国だと、身を持って体験して来て欲しい。

 チベットウイグルで現在進行形で行われている中国人民解放軍の虐殺に一言も触れず、疑問視されている70年以上前の日本軍の南京大虐殺を声高に言うサヨクの欺瞞にはもううんざり。中国は南京事件だって、20万人しか住人がいなかったのに30万人虐殺されたって大嘘吐いてるし。中国は真実を突きつけられても嘘を吐くという事が、今回の漁船衝突事件で多くの日本人が知った訳だから、サヨクは戦略を変えた方が良いよ。中国の非は認めつつも、「しかしながら……」と言う様な左の論客をこんな番組にどんどん出さないと、このままでは憲法9条信者がどんどん減っていくんじゃないの? まぁこの立場で意見を発するのが現在一番難しい立場なんだろうけど。責任取らずにお花畑発言して思考停止しておくのが、戦後サヨクの残された自尊心維持の方便なのかも知れないけどね。

 こんな書き方すると、当方まで保守で右翼と思われそうなので弁解しておく(まぁ、そう思われても良いんだけどね。ただ以前も言った様に、個人的ポリシーを曝け出すのは本意では無いという気持ちもあるので)。当方、選挙には棄権せず毎回行っているけど、自民党に投票した事はこれまで一度も無く、これまではむしろ左翼平和主義的な意見を吐く政党に、大事な一票を投じて来た。前回選挙でも民主党を支持こそしなかったものの、政権交代が起こって良かったのではないかと漠然と思っていたクチである。それが最近の民主党政権の駄目っぷリを目の当たりにして、目覚めたのである。もうこんな連中に任せていられないって。菅政権の最新の支持率が昨日発表されたけど、まだ20%台を維持しているのが信じられない。尖閣衝突ビデオを流出させた保安官を逮捕せずに、世論に迎合しようとする様まで醜悪で異質、あたかも大衆をバカにしているかの様に思える。支持率の更なる低下が怖いんだろうね。ま、早晩またあの官房長官が何か失態を犯してまたガクッと支持率落ちて、それでこの政権は終わりだろうけど。早く解散・総選挙を実行して欲しい。衆議院の解散・総選挙は総理大臣にしか出来ない専権事項だからね。今、菅政権に望む事は、ただそれだけ。他は何も要らない、というか、何もするな。


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