昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」の雑感

 尖閣ビデオ流出問題に関してインターネットというツール自体に問題性が有るかのように言う民主党の体質は、グーグルと喧嘩してた中国共産党とどこが違うんでしょうね?  いずれネットでこんな発言が出来なくなりそうで怖いわ。サヨクの皆さんが良く言う「軍靴の音」が今にも聞こえてくるようです。人民解放軍のね。


 さて昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」、観たけど残念ながら尖閣ビデオ流出問題一色では無かった。別の話題を含め、放映の3分の2を中国関連に費やしながら、内容自体はイマイチだった感がある。ご覧になられた方はお分かりだろうが、中国側の立場を代弁する「いわゆる左」の側の意見が陳腐過ぎて議論になる以前という印象で、こなれた討論の体を成していなかったからだと思う。あの番組は「右」の論客が強すぎて、大抵何時もこんな感じになってしまうのだが……。番組的に中国さんの代弁者も、もうちょっと弁の立つ人を連れて来ないと、ね。

 反中派の人の意見が、反菅政権となるのは今回の問題の場合致し方無いと言えるだろう。ただ、今回に関しては「左」の側の多様な意見も聞きたいと思っていたんだけど……「親中だが今回の日本政府の対応には反対」とか「日本政府は良くやったが、中国には言いたい事がある」とかね。どちらにも非は無いという立場で「話し合いが大事」とか言う思考停止のサヨクさんの意見は金輪際聞きたくない。その感覚が今日の諸問題を引き起こしている訳だしね。

 今回もそうだったけど、宮崎哲弥氏の意見が大体当方の考えに近く収斂する事が多い。勝谷誠彦氏は勇ましいけど、ガス抜き以上の実効性が欲しいなと思う意見が多くて。民主の小沢一郎べったりで、政敵の菅首相、仙谷官房長官を攻撃しているようにも見えちゃう点もマイナスかな。「たかじん」はいつも面白いし、今回も面白かったけど(ドラフトの話題など短かったけど、良かった)、次に中国や民主党政権の案件を取り上げる時は、もうちょっとまともな左の論客に居て欲しいな。納得行く意見だったら聴く耳を持っているつもりだし。

 右派色が強いとはいえ、テレビ媒体で特定スポンサーを付けない本番組は、今後も大事に視聴したいと思っている(例えばユニクロがスポンサーだったら、中国批判はおそらく出来ないでしょ?)。



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