レディー・ガガを提訴した連中の言い分は難癖であり言いがかり

 前回の記事で取り上げたレディー・ガガが、義援金着服のかどで訴えられたそうだ。当方が前回の記事で推薦しまくったガガが、もしその様な悪事に手を染めていたとしたら一大事だ。そこでいろいろと調べてみる事にした。


             
 普段のガガ。志村けん以外に赤塚不二夫のギャグもリスペクトしているようだ。


 ロイター発の報道は詳細が書かれていない。朝日新聞を始め、ググって最初に見つかる情報はどこもロイターまる写しで参考にならない。もう少し詳細が書かれている記事から引用してみる。

レディー・ガガ義援金リストバンドの送料などを巡り訴えられる
2011年6月28日 12時00分(Listen Japan)

現在来日中のレディー・ガガの東日本大地震義援金チャリティーを目的に販売しているリストバンドに関して「収益全額が被災者に渡っていない」として、リストバンドの購入者が返金および損害賠償を求める集団訴訟ミシガン州の連邦地裁に起こした。

日本でも現在販売されお馴染となったレディ・ガガのチャリティー・リストバンド。アメリカでは5ドル(約400円)で彼女のオフィシャルサイトを通して販売されているが、原告側は「全額を寄付するとしたにも関わらず、リストバンド本体の売り上げの一部のみを義援金としている」と内部保留があることを指摘、さらに米国内向けの送料3.99ドルに関しても本来0.5ドルで済むことや、さらに税金として60セントの税金が掛けられていることなど、過剰に送料や税金を請求していると主張している。

訴えた団体の弁護士は「レディ・ガガの活動を支持称賛しているが、全ての収益金が被災者に送られるという彼女の呼びかけが真実かは知る権利がある」とコメント。最終的に収益金全額が義援金として東北地方に届けられることが目的だと語っている。

なおレディ・ガガ側から現在のところこの件に関する正式なコメントは得られていない。

http://music.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=623077

(赤字・青字は引用者)


 青字の通り、本人側からの正式なコメントが無い中で部外者の日本人がガガ様擁護的な意見を言うのは何なのだけど、訴えた団体の弁護士のこの言い分は大いに無理がありそう。以下、その辺を検証してみよう。


 この件で詳しそうな人とネットで意見交換してみたのだけど、訴えた側が論拠にしている点は上記赤字の3点。


内部保留がある

米国内向けの送料3.99ドルに関しても本来0.5ドルで済む

税金として60セントの税金が掛けられている



 まず①だけど、ガガのチャリティブレスレットは彼女のオフィシャルサイトで販売されているものであって、そこでは彼女の他のグッズも同じ管轄で販売されている。つまり営利目的のものと一緒に販売されている訳だ。経理上の処理として、内部保留が発生するのは当たり前だという事。

http://ladygaga.shop.bravadousa.com/Product.aspx?cp=14781_42444&pc=BGAMLG88



 ②の送料3.99ドルだけど、これはガガのチャリティブレスレットを同じ様に販売しているアマゾンの送料体系を見れば一瞬で論駁は可能だ。



http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?nodeId=468636


 宝石や時計などの装飾品の送料は、アメリカ国内でも3.99ドルだ。送料を水増ししていると主張したいなら、この弁護士はアマゾンも訴えた方が良い。



 ③の税金の件に関しては意味が分からない。ガガサイドが独自に税金なんて掛けられる訳がない。商品に税金を掛けるのはアメリカ政府の行為だろう。税込み価格で販売したという事が許されないとでも言う訳? 販売時の税金は経費であってやむを得ないだろう。どうしても許せないなら、ブレスレットに税金を掛けるアメリカ政府を訴えるべき。



 このミシガン州の団体及び訴訟を唆した連中は、訴訟社会アメリカの生んだあだ花のようなインチキタカリ訴訟集団で、こういう訴訟を繰り返して儲けているハイエナ集団らしい。ガガのような有名人はこういった輩にたかられる宿命にあるのだろう。有名税と言うにはあまりにも残念な状況だけど。

 ガガ本人が米国を離れて来日している間に裁判を起こして、できるだけ多くの賛同者を集めようとしているように感じる。一時的にもガガのイメージは悪化するし、そういうのを嫌う有名人は示談に応じる事もあるのかも知れない。


 また、これはまさかだと思うんだけど、せっかく少女時代など韓流スターが来日していると言うのに、大スターのガガのせいで目立てていないという状況を憂えた(韓流ひいきの)日本のマスコミがこぞってガガ失墜のニュースを流しているという噂がある。

 違うと言うなら、こっちの詐欺ニュースも大々的に取り上げなさいよ。

復興支援じゃなかった!? K-POPスター夢の競演イベントで番組収録

 3月11日に発生した東日本大震災以降、現地で炊き出しを行ったり、チャリティーコンサートによる義援金を寄付するなど、芸能人が被災地の復興のために動くことも多い。

 そうした動きは国内にとどまらず、台湾では地震から1週間後の18日に、台北市内で『相信希望(希望を信じて)Fight&Smile』というイベント型テレビ番組で、たった一日で20億円以上の義援金を集めた。

 そんな中、人気のK-POPスターたちも、さまざまなチャリティーイベントを日本で行っている。6月7日に大阪の京セラドームで行われた『Seoul-Osaka Music of Heart 2011 FIGHTING JAPAN !』は、その名の通り、東日本大震災の復興支援を目的としたコンサートと謳われていた。ボーカルのホンギが4月期のドラマ『マッスルガール』(TBS系)に主演したことで人気上昇中のFTIsland、日本デビューシングルがオリコン4位を記録した2PM、そして東方神起の2人など、超豪華なアイドルたちが集結した。チケットのほうは全席指定9,500円と少々高いが、お目当てのスターと心を一つにして被災地に義援金が届けられるなら......と思ったファンも多かっただろう。

 しかし、このイベント、売上のどの部分が義援金として寄付されているかというと、公式ページには「東日本大震災の被災地復興を目的に、会場ではチャリティーグッズなども販売。 売り上げは、義援金として日本赤十字社に寄付される」と書いてあるのみ。入場料は、チャリティーとは関係がないようなのだ。

 その上、同イベントは蓋を開けてみればなんと、韓国のテレビ局の歌番組収録。イベントホームページには番組収録であることは明記されておらず、会場に行って初めて収録であることに気付いて驚いたファンもいた。

「会場のアナウンスで、『今日のイベントは番組の収録を兼ねているので、進行の都合上、イベントが途中でストップすることもあります』と言われたときはびっくりしました。お目当てのスターのパフォーマンスが見られれば満足ではあるんですが、ちょっと不満だったのは東方神起などのトップスター以外は、パフォーマンスをした後にMCの時間がほとんどないことですね。韓国語の司会に通訳がつかないので、日本でのイベントなのになんだか置いていかれてる気分がして悲しかったです。チャリティーイベントだからみんなで日本を励ます歌を歌ってくれると思ったのに、そういう演出もなかったですし......」(イベントに参加したファン)

 だがそれでも、同イベントに参加したファンからはほとんどこういった話題は聞こえてこず、それも「せっかく楽しかったステージにケチをつけて空気を乱したくないから」(同)ということらしい。

 今後もK-POPスターが総出演するイベントは続々と計画されている。ファンをぬか喜びさせるようなガッカリイベントばかりでないことを祈るばかりだ。

http://www.cyzowoman.com/2011/06/post_3789.html

(赤字は引用者)


 こっちは明白な復興支援詐欺じゃん。同様の被害者が出ないように、マスコミはもっとジャンジャン取り上げなさい。韓流の復興支援コンサートはこんな調子なので、行くべからず。だいたい韓国は国家的に義援金詐欺をやらかした国だし。

 

 ガガの件はまだ不確定な情報が多く、今後新たな情報が出てくる可能性はある。だが現時点で伝わって来る情報から判断する限り、これは訴訟社会アメリカの病理の一環だとしか思えない。

 日本のために行動してくれているガガを貶める動きには違和感を禁じ得ない。このインチキ訴訟団が勝訴しても、日本に対する義援金が増える訳でも無い。ガガが正式に詐欺行為を認めない限り、ここは全力でガガ様を応援させてもらうわ。



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