酒井法子の「贖罪」は不買すべき 【動画追加】

 酒井法子が「贖罪」という本を出版するそうだ。それをさっき見たテレビで知ったんだけど、もうね、心底呆れましたよ、これ聞いて。自分の犯歴を語るにしても、あまりにも早過ぎる。執行猶予中に自らの犯罪をウリにひと儲け企むなんてねぇ……。証拠隠滅の為に覚せい剤反応が出なくなる日数を逆算して逃げ回り、保釈時もヤクザ(それも最近見かけないレベルのゴッつい、どてらい貫禄のヤクザ)の送迎車に乗っていた経緯も合わせて、こんなに「ワルイ女性」はなかなか見れたものではない。こんなの、絶対に買ってはいけない。金儲けさせてはいけない。芸能界に復帰させてはいけない。

 ヤクザ絡みで散々覚せい剤に溺れた責任を夫の高相祐一になすりつけ(夫も糾弾されるべき悪党なので同情はしないが)、福祉の仕事を目指すという宣言で裁判の心証を良くしてまんまと執行猶予をせしめる。執行猶予で社会に復帰したら、宣言を反故にして芸能界復帰にご執心のようで、その足掛かりが今回の「贖罪」出版なのだろう。

 核心を突いて良い? 真摯に反省し「贖罪」を望む人間は、執行猶予中にそんな本、出さないですから。当方がまず呆れたのは、今回ののりピーの行為が贖罪する気が無い人間の行為以外の何物でも無いから。反省の色ゼロ。今後のりピー「ピー」は、放送禁止の音にしたらいいよ。

 また朝日新聞出版が発売というのが輪をかけて醜い。発売直前には週刊朝日でインタビューして盛り上げに躍起になっている。日頃キレイ事を言ってる連中が金儲けの本音を見せるというのはこんなにも醜いものなのか。どうせ出版する理由、おためごかしを言い募るんだろうけど、心根の病巣は貧困ビジネスで大儲けする連中とあまり変わらない。今回の件で朝日新聞社など碌でも無い会社だという事が世間一般に認知される事を望む。

 同時期の芸能人の覚せい剤使用事件として思い出されるのは押尾学被告だ。被害者が居なかったという一点で、酒井法子の罪は押尾被告よりは免罪の余地があると思うが、酒井法子の場合、押尾被告と違って被害者が居ないという事は、印税収入を被害者の為に使うという図式も無いという事(そう考えると、芸能界復帰もあり得ない押尾被告が印税収入を全額、被害者の遺族に送る条件で出版するという行為はあって良いと思う。ただその場合、押尾被告の自己弁護が過ぎて、読後の不快感が高そうなのが難ではあるが)。酒井法子の場合、印税収入はまんま丸儲け、犯罪者に追い銭の感がある。

 福祉・慈善団体に全額寄付されるとも思えないんだけど、著者(とそのブレーン)は司法も欺く程に狡猾なお人だから、今後批判が高まれば表向き、その様にするかも知れない。でもそれも芸能界復帰というカネの成る木に再び登る為の、二重の意味での売名行為だからね。仮定の話にまでケチを付けてしまうのは、故・梨元勝リポーター並みに恐縮だけど、もはや彼女が何をやっても信用は出来ないというのが当方の見方。

 繰り返すが、こんなウソ「贖罪」の本、不買するべき(出版の時期、裁判での発言との齟齬から、これは贖罪では無い=ウソ贖罪本と断定させてもらう)。これが売れたら、自分の犯歴で印税収入ですよ? 犯罪したもん勝ち、犯罪者大勝利です。

 彼女の真の意味での贖罪に、我々一般社会が力を貸せる事は、「贖罪」の不買、これに尽きる。裁判を通じて彼女が言っていた「福祉の仕事を志す」という言葉をウソにしない為にも、こんな本は買っちゃいけないのだ。


【追加動画】


 歌手としての酒井法子の代表曲「碧いうさぎ」の替え歌「白いクスリ」。歌うはボーカロイド初音ミク。これが世に出た直後は不謹慎と言われ、当方も少し追い討ちし過ぎだと、のりピーに同情的だったんだけど、事ここに至った今になって思うとこんな名作は無いとすら思う。下手なシャレだけど、歌詞に瑕疵は無い。


 元歌の歌詞はこちら。比較して、完成度の高さを実感して欲しい。


人気ブログランキングへ
この記事が面白いと思われたら、押してください。